地域まるごとファミリー通信~Vol.17~
2025/05/15 (Thu) 14:38
認定NPO光楽園 2025年5月15日発行
■╋■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
╋■┛ \\ 地域まるごとファミリー通信 //
■┛━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
~ Vol.17 ~
-------------------------------------------------------------------------
★☆ 光楽園のサポート・自主活動特集
-------------------------------------------------------------------------
XXXX様
メルマガ担当のようこです。
新年度が始まりあっという間に新緑の5月になりました。今回は、普段の保育ではなく、光楽園で行っている様々なサポートや自主活動について、わたしの体験を含めてご紹介いたします。
≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡
目次 1. 自然治癒力が活かされる「瞑想箱庭療法」
2. 大人も癒される「絵本の会」
3. 心も身体も満たされる「行事食」
≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡
1.自然治癒力が活かされる「瞑想箱庭療法」
光楽園には臨床心理士の”君ちゃん”が在籍していて「瞑想箱庭療法」を行なっています。これは心理療法のひとつで、瞑想と組み合わせた自然治癒力が活かされるアプローチです。山間の古民家の傍らにある小さな茶室「自然庵」で実施しています。光楽園では子どもたちの心をより開放する手助けとして取り入れはじめ約1年が過ぎました。職員も利用しています。
砂が入った箱の中に、木や動物、人や建造物など様々なアイテムを置いていきます。砂だけを触ったり、何も置かなくても構いません。
わたしが初めて箱庭を体験した時、『このビー玉をここに置きたい』『次はここにこの色、、、』と自然に沸き上がったその想いをただただ砂の上に表現していると、何だかわからないけど急に涙が出ました。じっくりとわたしの内側を感じてみると、「こんなに自由に表現できて嬉しい」という喜びで溢れていました。普段、無意識に”こんなことしていいのかな?”と感じている自分がいるんだと気付くと共に、気づかないうちにこれが当たり前のように癖になっていたんだと思いました。
現在も2週間に1度体験しています。時には外を眺めて話すだけの日もあったり、窓の外に広がる山や畑、風でゆれる扉、木や畳の香り、、そういったことを感じながらも、目の前の砂の感触を味わいながら自分の内側へと集中していく時間...。その全てが優しい環境そのものだと感じています。
2.大人も癒される「絵本の会」
保護者の声から開催した絵本の会が喜ばれたことをきっかけに、職員であるうっしーとこたにちゃんが始めた自主活動「絵本の会」は、もう6年続いている活動です。いつもは子どもに絵本を読んであげている側のお父さんやお母さん方に絵本の世界を感じて欲しい...そんな想いも込められています。
子ども達が今楽しんでいる絵本や、大人向けの本などを紹介しています。そこから展開される毎回尽きない子育ての悩み、自身のあれこれなど。
ゆったりした気持ちで参加できるよう、希望があれば保育もしています。途中参加や退室なども自由です。
わたしが参加した日は、元福音館書店の研究員の方が来られたくさんのお話をしてくださいました。
その中でも特に心に残ったのは、「絵本を読む一番の理由、それはお母さんの声を聞きたいから」。文字の読めない子どもは「絵を読んでいる」。文字を読む時、絵を見ることが出来ない。絵本は子どもが読むものではなく、大人が読んであげるもの。何度も同じ本を読みたがるのは、「知ってる内容だから、安心し、読み終わった時に満足する」。だからもう一度満足したい、そんな気持ちがあるんだそうです。
同じ絵本を繰り返し読むことで、大好きなお父さんお母さんの声に包まれ、絵本の世界に安心して入っていけるんだと思いました。
カーテンのピーターラビットが目に留まると、児童文学作家であり、 翻訳家でもある石井桃子さんの言葉を思い出されシェアしてくださいました。 「くまのプーさん」「ピーターラビットのおはなし」といった数々の欧米の児童文学の翻訳を手がけ、日本において子どもの本の礎を築いた方です。
-----------------------------
子どもたちよ
子ども時代を しっかりと
楽しんでください。
おとなになってから
老人になってから
あなたを支えてくれるのは
子ども時代の「あなた」です。
-------------------------------------
光楽園の想いと重なり胸が熱くなるのを感じました。
先日人形劇の舞台を作られている方のお話を聴いた際にも、作品には目的やテーマがある。でも私は「ただ楽しくみて欲しい。それがテーマだと本当は言いたい」と話されていて、もっともっとその瞬間を楽しみ、自然に沸き上がってくる気持ちを大切にしたいと感じました。
3. 心も身体も満たされる「行事食」
光楽園の給食では、子どもたちの心身の育ちを支えるため、玄米菜食を基本とした給食を提供しています。毎日朝早くから給食さんが準備をしてくれています。
運動会や参観日などの行事は行っていませんが、季節を感じる営みとして暦の行事を大切にしています。その中でも今回は「食」にスポットをあてて5月の子どもの日の行事食をご紹介!
メニューは(1)中華ちまき(2)車麩のフライ(3)付け合わせ(4)若竹汁です。ちまきは、具材のゴボウ・人参を塩とお醤油でシンプルな味付けにし中に甘栗を入れおにぎりを作って、竹の皮で包み蒸し器で蒸しています。付け合わせはスナップエンドウとミニトマトで彩りを添えて。車麩のフライは子どもも大人も大好きなメニュー!昆布と筍の香り漂う若竹汁もほっとする味わいです。このように、季節の食材も味わえる行事食は、日々流れていく時間の中で子ども達の日常にそっと「特別感」を添えています。
今回のメルマガは以上です。時間やルールと共に生きる普段の環境から少し離れ自分の内側に意識を向ける時間が大人も子どもも、現代社会では少ないんだなと体感しました。
ご紹介した、「瞑想箱庭療法」「絵本の会」はどなたでもご参加いただけます。ご興味ありましたら、お気軽にお問合せください(^^)/
●瞑想箱庭療法/事前予約
●絵本の会/今年度より毎月第二土曜日
次回もまたよろしくお願いいたします。
-----------------------------------------------------------
NPO法人光楽園の支援会員も募集しています。
▼▼▼
子ども達の活動を共に支援する
>>https://g.bmb.jp/20/2051/372/XXXX
*---------------------------*
認定NPO法人 光楽園
----------------------------
〒802-0979 福岡県北九州市小倉南区徳力新町2丁目8-3
発行責任者 尾籠信義
◆お問い合わせ
[TEL] 093-964-3011
[Mail] npo-kouraku@npo-kourakuen.net
[HP] https://g.bmb.jp/20/2051/373/XXXX
メルマガバックナンバーはこちら
>>https://g.bmb.jp/20/2051/374/XXXX
◆メールマガジンの配信停止
XXXX
■╋■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
╋■┛ \\ 地域まるごとファミリー通信 //
■┛━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
~ Vol.17 ~
-------------------------------------------------------------------------
★☆ 光楽園のサポート・自主活動特集
-------------------------------------------------------------------------
XXXX様
メルマガ担当のようこです。
新年度が始まりあっという間に新緑の5月になりました。今回は、普段の保育ではなく、光楽園で行っている様々なサポートや自主活動について、わたしの体験を含めてご紹介いたします。
≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡
目次 1. 自然治癒力が活かされる「瞑想箱庭療法」
2. 大人も癒される「絵本の会」
3. 心も身体も満たされる「行事食」
≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡
1.自然治癒力が活かされる「瞑想箱庭療法」
光楽園には臨床心理士の”君ちゃん”が在籍していて「瞑想箱庭療法」を行なっています。これは心理療法のひとつで、瞑想と組み合わせた自然治癒力が活かされるアプローチです。山間の古民家の傍らにある小さな茶室「自然庵」で実施しています。光楽園では子どもたちの心をより開放する手助けとして取り入れはじめ約1年が過ぎました。職員も利用しています。
砂が入った箱の中に、木や動物、人や建造物など様々なアイテムを置いていきます。砂だけを触ったり、何も置かなくても構いません。
わたしが初めて箱庭を体験した時、『このビー玉をここに置きたい』『次はここにこの色、、、』と自然に沸き上がったその想いをただただ砂の上に表現していると、何だかわからないけど急に涙が出ました。じっくりとわたしの内側を感じてみると、「こんなに自由に表現できて嬉しい」という喜びで溢れていました。普段、無意識に”こんなことしていいのかな?”と感じている自分がいるんだと気付くと共に、気づかないうちにこれが当たり前のように癖になっていたんだと思いました。
現在も2週間に1度体験しています。時には外を眺めて話すだけの日もあったり、窓の外に広がる山や畑、風でゆれる扉、木や畳の香り、、そういったことを感じながらも、目の前の砂の感触を味わいながら自分の内側へと集中していく時間...。その全てが優しい環境そのものだと感じています。
2.大人も癒される「絵本の会」
保護者の声から開催した絵本の会が喜ばれたことをきっかけに、職員であるうっしーとこたにちゃんが始めた自主活動「絵本の会」は、もう6年続いている活動です。いつもは子どもに絵本を読んであげている側のお父さんやお母さん方に絵本の世界を感じて欲しい...そんな想いも込められています。
子ども達が今楽しんでいる絵本や、大人向けの本などを紹介しています。そこから展開される毎回尽きない子育ての悩み、自身のあれこれなど。
ゆったりした気持ちで参加できるよう、希望があれば保育もしています。途中参加や退室なども自由です。
わたしが参加した日は、元福音館書店の研究員の方が来られたくさんのお話をしてくださいました。
その中でも特に心に残ったのは、「絵本を読む一番の理由、それはお母さんの声を聞きたいから」。文字の読めない子どもは「絵を読んでいる」。文字を読む時、絵を見ることが出来ない。絵本は子どもが読むものではなく、大人が読んであげるもの。何度も同じ本を読みたがるのは、「知ってる内容だから、安心し、読み終わった時に満足する」。だからもう一度満足したい、そんな気持ちがあるんだそうです。
同じ絵本を繰り返し読むことで、大好きなお父さんお母さんの声に包まれ、絵本の世界に安心して入っていけるんだと思いました。
カーテンのピーターラビットが目に留まると、児童文学作家であり、 翻訳家でもある石井桃子さんの言葉を思い出されシェアしてくださいました。 「くまのプーさん」「ピーターラビットのおはなし」といった数々の欧米の児童文学の翻訳を手がけ、日本において子どもの本の礎を築いた方です。
-----------------------------
子どもたちよ
子ども時代を しっかりと
楽しんでください。
おとなになってから
老人になってから
あなたを支えてくれるのは
子ども時代の「あなた」です。
-------------------------------------
光楽園の想いと重なり胸が熱くなるのを感じました。
先日人形劇の舞台を作られている方のお話を聴いた際にも、作品には目的やテーマがある。でも私は「ただ楽しくみて欲しい。それがテーマだと本当は言いたい」と話されていて、もっともっとその瞬間を楽しみ、自然に沸き上がってくる気持ちを大切にしたいと感じました。
3. 心も身体も満たされる「行事食」
光楽園の給食では、子どもたちの心身の育ちを支えるため、玄米菜食を基本とした給食を提供しています。毎日朝早くから給食さんが準備をしてくれています。
運動会や参観日などの行事は行っていませんが、季節を感じる営みとして暦の行事を大切にしています。その中でも今回は「食」にスポットをあてて5月の子どもの日の行事食をご紹介!
メニューは(1)中華ちまき(2)車麩のフライ(3)付け合わせ(4)若竹汁です。ちまきは、具材のゴボウ・人参を塩とお醤油でシンプルな味付けにし中に甘栗を入れおにぎりを作って、竹の皮で包み蒸し器で蒸しています。付け合わせはスナップエンドウとミニトマトで彩りを添えて。車麩のフライは子どもも大人も大好きなメニュー!昆布と筍の香り漂う若竹汁もほっとする味わいです。このように、季節の食材も味わえる行事食は、日々流れていく時間の中で子ども達の日常にそっと「特別感」を添えています。
今回のメルマガは以上です。時間やルールと共に生きる普段の環境から少し離れ自分の内側に意識を向ける時間が大人も子どもも、現代社会では少ないんだなと体感しました。
ご紹介した、「瞑想箱庭療法」「絵本の会」はどなたでもご参加いただけます。ご興味ありましたら、お気軽にお問合せください(^^)/
●瞑想箱庭療法/事前予約
●絵本の会/今年度より毎月第二土曜日
次回もまたよろしくお願いいたします。
-----------------------------------------------------------
NPO法人光楽園の支援会員も募集しています。
▼▼▼
子ども達の活動を共に支援する
>>https://g.bmb.jp/20/2051/372/XXXX
*---------------------------*
認定NPO法人 光楽園
----------------------------
〒802-0979 福岡県北九州市小倉南区徳力新町2丁目8-3
発行責任者 尾籠信義
◆お問い合わせ
[TEL] 093-964-3011
[Mail] npo-kouraku@npo-kourakuen.net
[HP] https://g.bmb.jp/20/2051/373/XXXX
メルマガバックナンバーはこちら
>>https://g.bmb.jp/20/2051/374/XXXX
◆メールマガジンの配信停止
XXXX