地域まるごとファミリー通信~Vol.16~
2025/03/11 (Tue) 16:24
認定NPO光楽園 2025年3月11日発行
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╋■┛ \\ 地域まるごとファミリー通信 //
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~ Vol.16 ~
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★☆ 乳幼児から幼児も大人だって、砂遊びは楽しい!!
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XXXX様
メルマガ担当のようこです。
2月は寒波の影響もあり、ぴゅ~っと風が吹いたり、雪の積もる日も
たくさんあり、子ども達は冬の寒さを全身で味わいました。
3月に入り少しずつ膨らんできた枝先の芽に春の訪れも感じている日々です。
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目次 1.描画と保育
2.尽きない泥遊び
3.実は身体も頭もたくさんつかっている
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1.描画と保育
光楽園では「描画」を保育に取り入れています。「描画」とは描く行為そのものです。文字文化に入る前の子ども達は絵によって自分の想いを語るので、光楽園ではご家庭でも出来るだけ幼児期の間は文字の読み書きに触れないようにお願いしています。まだ言葉のつたない幼児期では絵によって表す方が子どもも想いを自由に表現できます。
また描画から成長発達の点においても身体がどこまで自由に動かせているかなど保育者が知ることが出来ます。子どもが最初に描くのは「点描」です。身体は中心部から末端にかけて発達していくので、初めは肩を起点として腕を振り下ろして描き、次第に肘や手首が自由に動かせるようになると孤を描くようになり、「往復」した線を描けるようになります。
「身体的発達」と「子どもの心にある想い」の双方を見ながら職員同士で”その子の今”を共有し合い、子ども一人一人に心を寄せ、どのような関りが必要なのかやクラスでの活動はどうするかを日々話し合って保育に努めています。
2.尽きない泥遊び
ある日の朝、園庭に行くと3歳の女の子に「ようこちゃん、おやまつくろ~」と声をかけられ、一緒に砂遊びが始まりました。「おおきいのつくる!」と大きなお山を作っていると、5歳の子ども達が「何つくってるの?」っと集まってきました。「今からトンネル作るよ」と答えると、「ぼくたちもする~」と。それじゃぁ、みんなでトンネル掘ろうかと、4人でいっせいに穴をほりほり。5歳の男の子はどんどん掘ってお互いの手が触れると「つながった~」と笑顔になりました。
女の子がトンネル掘りに苦戦していると、男の子が手伝ってくれていました。4つの穴が全部つながると「やったー!」と歓声があがりました。「あ!」と何かを思いつき、走って行く男の子。やかんにたっぷりの水を汲んで戻ってくると、トンネルのひとつに水を流しいれました。
それを見ていた他の子ども達もお椀ややかんで、せっせと水を運んできます。その様子を外からじっと見ていた3歳の男の子も参加して一緒にお水を運び始めました。自分で運んで来て水を流し入れる子、自分は行かずに運んできた子に上手に声を掛け水を手に入れて流し入れるだけの子も出てきました。声を掛けられた子はというと、水を運ぶ使命に燃えせっせと運び始めます。途中水が溢れてきたので、「かべつくろー」っと壁を作ると、「そこも!かべつくってー!」と全体を管理する司令官が現れましたw。間に合わず大量の水が流れてしまうと、「あ!ここは海にしよう!」とイメージを膨らませ、「この中に島つくろう」と島まで完成!砂場全体が変化するアートのようでした。
その隣では、一人黙々と小さな穴をいくつも開ける子どもがひとり。「何作ってるのー?」と尋ねると、「(職員)ちゃんの落とし穴つくってる、しー!(秘密よ)」とその職員が落ちるところを想像しているのか嬉しそうに、ニヒヒッと笑う顔はキラキラしていましたよ。
色々と想いを巡らしたり、試行錯誤したり、工夫したり、切り替えていたり、子ども達の可能性は広がるばかりだなと感じました。
3. 実は身体も頭もたくさんつかっている
1歳児だって、砂遊び負けてませんよっ!お椀のお水や泥を右から左のお椀に黙々と空け移し作業。大人から見れば簡単なように見えますが、実はこれなかなか高度なことをしているんです。まだ小さな足をペタリと地面につけて中腰になり、道具を使って作業する。不安定な凸凹の砂の上で身体全体のバランスを取りながら、「レンゲを持つ」「水をすくう」「肘先をスライドする」「手首を回して水をジャーとこぼす」。左右のお椀を交互に見たり、レンゲと水の距離感であったり、色々な情報を処理しています。
透明な水に砂を入れると濁ったり、砂をたくさん入れると泥になったり、、こうやって砂場でも1歳児さんは実験しながら、身体の動きも獲得していますよ。
今回のメルマガは以上です。3月になり、少しずつ
上のクラスになる準備も始めています。
次は「どんぐりさんよー」「わたしはさくらさんになるー」と
胸を弾ませ、また一つ大きくなる光楽園子ども達です。
子ども達の活動を共に支援する
>>https://g.bmb.jp/20/2051/330/XXXX
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2月は寒波の影響もあり、ぴゅ~っと風が吹いたり、雪の積もる日も
たくさんあり、子ども達は冬の寒さを全身で味わいました。
3月に入り少しずつ膨らんできた枝先の芽に春の訪れも感じている日々です。
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目次 1.描画と保育
2.尽きない泥遊び
3.実は身体も頭もたくさんつかっている
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1.描画と保育
光楽園では「描画」を保育に取り入れています。「描画」とは描く行為そのものです。文字文化に入る前の子ども達は絵によって自分の想いを語るので、光楽園ではご家庭でも出来るだけ幼児期の間は文字の読み書きに触れないようにお願いしています。まだ言葉のつたない幼児期では絵によって表す方が子どもも想いを自由に表現できます。
また描画から成長発達の点においても身体がどこまで自由に動かせているかなど保育者が知ることが出来ます。子どもが最初に描くのは「点描」です。身体は中心部から末端にかけて発達していくので、初めは肩を起点として腕を振り下ろして描き、次第に肘や手首が自由に動かせるようになると孤を描くようになり、「往復」した線を描けるようになります。
「身体的発達」と「子どもの心にある想い」の双方を見ながら職員同士で”その子の今”を共有し合い、子ども一人一人に心を寄せ、どのような関りが必要なのかやクラスでの活動はどうするかを日々話し合って保育に努めています。
2.尽きない泥遊び
ある日の朝、園庭に行くと3歳の女の子に「ようこちゃん、おやまつくろ~」と声をかけられ、一緒に砂遊びが始まりました。「おおきいのつくる!」と大きなお山を作っていると、5歳の子ども達が「何つくってるの?」っと集まってきました。「今からトンネル作るよ」と答えると、「ぼくたちもする~」と。それじゃぁ、みんなでトンネル掘ろうかと、4人でいっせいに穴をほりほり。5歳の男の子はどんどん掘ってお互いの手が触れると「つながった~」と笑顔になりました。
女の子がトンネル掘りに苦戦していると、男の子が手伝ってくれていました。4つの穴が全部つながると「やったー!」と歓声があがりました。「あ!」と何かを思いつき、走って行く男の子。やかんにたっぷりの水を汲んで戻ってくると、トンネルのひとつに水を流しいれました。
それを見ていた他の子ども達もお椀ややかんで、せっせと水を運んできます。その様子を外からじっと見ていた3歳の男の子も参加して一緒にお水を運び始めました。自分で運んで来て水を流し入れる子、自分は行かずに運んできた子に上手に声を掛け水を手に入れて流し入れるだけの子も出てきました。声を掛けられた子はというと、水を運ぶ使命に燃えせっせと運び始めます。途中水が溢れてきたので、「かべつくろー」っと壁を作ると、「そこも!かべつくってー!」と全体を管理する司令官が現れましたw。間に合わず大量の水が流れてしまうと、「あ!ここは海にしよう!」とイメージを膨らませ、「この中に島つくろう」と島まで完成!砂場全体が変化するアートのようでした。
その隣では、一人黙々と小さな穴をいくつも開ける子どもがひとり。「何作ってるのー?」と尋ねると、「(職員)ちゃんの落とし穴つくってる、しー!(秘密よ)」とその職員が落ちるところを想像しているのか嬉しそうに、ニヒヒッと笑う顔はキラキラしていましたよ。
色々と想いを巡らしたり、試行錯誤したり、工夫したり、切り替えていたり、子ども達の可能性は広がるばかりだなと感じました。
3. 実は身体も頭もたくさんつかっている
1歳児だって、砂遊び負けてませんよっ!お椀のお水や泥を右から左のお椀に黙々と空け移し作業。大人から見れば簡単なように見えますが、実はこれなかなか高度なことをしているんです。まだ小さな足をペタリと地面につけて中腰になり、道具を使って作業する。不安定な凸凹の砂の上で身体全体のバランスを取りながら、「レンゲを持つ」「水をすくう」「肘先をスライドする」「手首を回して水をジャーとこぼす」。左右のお椀を交互に見たり、レンゲと水の距離感であったり、色々な情報を処理しています。
透明な水に砂を入れると濁ったり、砂をたくさん入れると泥になったり、、こうやって砂場でも1歳児さんは実験しながら、身体の動きも獲得していますよ。
今回のメルマガは以上です。3月になり、少しずつ
上のクラスになる準備も始めています。
次は「どんぐりさんよー」「わたしはさくらさんになるー」と
胸を弾ませ、また一つ大きくなる光楽園子ども達です。
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