イーマナ配信
2023/01/31 (Tue) 09:00
質問の中の質問
――――――――――――――聖書の節(回復訳)――――――――――――
マタイ22:41 さて、パリサイ人が共に集まっていた時、イエスは彼らに質問して、
(42節)言われた、「あなたがたはキリストについてどう思うか? 彼はだれの子
なのか?」。彼らはイエスに、「ダビデの子です」と言った。(43節)イエスは彼
らに言われた、「それではどうして、ダビデが霊の中で彼を主と呼んで、こう言
っているのか?」。
―――――――――――――――務めの言葉―――――――――――――――
マタイによる福音書第21章23節から第22章46節で描写されているように、キリス
トが最後にユダヤ教の中心であるエルサレムを訪問された時、キリストは祭司長、
長老、パリサイ人、ヘロデ党の者、サドカイ人、律法学者によって包囲されまし
た。彼らはみな主をわなにかけようとして、当惑させるような陰険でこうかつな
質問をしました。彼らは宗教、政治、信仰、律法を知っていましたが、キリスト
には何の注意も払いませんでした。ですから、主は彼らに、「あなたがたは、キリ
ストについてどう思うか?」と尋ねられました。この質問の中の質問に、すべての
人が答えなければなりません。昔の時代と同じように、人々は今日、キリストに
ではなく、他の事柄に関心があります。彼らはキリストに関して何の観念も持っ
ていません。しかし、神の関心はキリストにあり、キリストの関心はご自身にあ
ります。ですから主は、「あなたがたはキリストについてどう思うか? 彼はだ
れの子なのか?」と尋ねられます。この質問はキリストという方に触れます。そ
れは奥義であり、宇宙で最も人を当惑させる事柄です。
パリサイ人は主からこの質問をされた時、キリストはダビデの子であると答えま
した(42節)。疑いもなく、聖書によれば、この答えは正しいものでした。そこで
主は言われました、「それではどうして、ダビデが霊の中で彼を主と呼んで、こ
う言っているのか? 『主はわたしの主に言われた、わたしがあなたの敵をあな
たの足の下に置くまで、わたしの右に座していなさい』。ダビデが彼を主と呼ん
でいるなら、どうして彼はダビデの子であるだろうか?」(43-45節)。ここの質
問は、どうして曾祖父がひ孫を主と呼ぶことができたのかということです。これ
は、パリサイ人がどう答えてよいかわからなかった質問でした。神として、キリ
ストは神性においてダビデの主です。キリストはまた人です。キリストは人性に
おいてダビデの子です。パリサイ人はキリストという方について、半分の聖書知
識を持っているだけで、キリストは彼の人性によればダビデの子であるというこ
とを知っているだけでした。彼らは別の半分、すなわちキリストは彼の神性によ
れば神の御子であるという知識を持っていませんでした。
――――――――――――――――祈り―――――――――――――――――
主イエスよ、わたしはダビデのように、霊の中であなたをわたしの主として知り
たいです。主よ、あなたは、あなたがどういう方であるかということにおいて、
本当にすばらしいです。あなたは完全な人であるだけでなく、まさにすべての主
でもあります。他の人もあなたの二重の地位を見て、それを評価するようにと、
わたしは祈ります。アーメン。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
新約聖書の節は、回復訳新約聖書(1996年版)から引用されており、務めの言葉は、
ウイットネス・リー著「新約ライフスタディ・マタイによる福音書(三)」(1997年
版)メッセージ第59編から引用されています。いずれも日本福音書房から出版され
ています。
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マタイ22:41 さて、パリサイ人が共に集まっていた時、イエスは彼らに質問して、
(42節)言われた、「あなたがたはキリストについてどう思うか? 彼はだれの子
なのか?」。彼らはイエスに、「ダビデの子です」と言った。(43節)イエスは彼
らに言われた、「それではどうして、ダビデが霊の中で彼を主と呼んで、こう言
っているのか?」。
―――――――――――――――務めの言葉―――――――――――――――
マタイによる福音書第21章23節から第22章46節で描写されているように、キリス
トが最後にユダヤ教の中心であるエルサレムを訪問された時、キリストは祭司長、
長老、パリサイ人、ヘロデ党の者、サドカイ人、律法学者によって包囲されまし
た。彼らはみな主をわなにかけようとして、当惑させるような陰険でこうかつな
質問をしました。彼らは宗教、政治、信仰、律法を知っていましたが、キリスト
には何の注意も払いませんでした。ですから、主は彼らに、「あなたがたは、キリ
ストについてどう思うか?」と尋ねられました。この質問の中の質問に、すべての
人が答えなければなりません。昔の時代と同じように、人々は今日、キリストに
ではなく、他の事柄に関心があります。彼らはキリストに関して何の観念も持っ
ていません。しかし、神の関心はキリストにあり、キリストの関心はご自身にあ
ります。ですから主は、「あなたがたはキリストについてどう思うか? 彼はだ
れの子なのか?」と尋ねられます。この質問はキリストという方に触れます。そ
れは奥義であり、宇宙で最も人を当惑させる事柄です。
パリサイ人は主からこの質問をされた時、キリストはダビデの子であると答えま
した(42節)。疑いもなく、聖書によれば、この答えは正しいものでした。そこで
主は言われました、「それではどうして、ダビデが霊の中で彼を主と呼んで、こ
う言っているのか? 『主はわたしの主に言われた、わたしがあなたの敵をあな
たの足の下に置くまで、わたしの右に座していなさい』。ダビデが彼を主と呼ん
でいるなら、どうして彼はダビデの子であるだろうか?」(43-45節)。ここの質
問は、どうして曾祖父がひ孫を主と呼ぶことができたのかということです。これ
は、パリサイ人がどう答えてよいかわからなかった質問でした。神として、キリ
ストは神性においてダビデの主です。キリストはまた人です。キリストは人性に
おいてダビデの子です。パリサイ人はキリストという方について、半分の聖書知
識を持っているだけで、キリストは彼の人性によればダビデの子であるというこ
とを知っているだけでした。彼らは別の半分、すなわちキリストは彼の神性によ
れば神の御子であるという知識を持っていませんでした。
――――――――――――――――祈り―――――――――――――――――
主イエスよ、わたしはダビデのように、霊の中であなたをわたしの主として知り
たいです。主よ、あなたは、あなたがどういう方であるかということにおいて、
本当にすばらしいです。あなたは完全な人であるだけでなく、まさにすべての主
でもあります。他の人もあなたの二重の地位を見て、それを評価するようにと、
わたしは祈ります。アーメン。
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新約聖書の節は、回復訳新約聖書(1996年版)から引用されており、務めの言葉は、
ウイットネス・リー著「新約ライフスタディ・マタイによる福音書(三)」(1997年
版)メッセージ第59編から引用されています。いずれも日本福音書房から出版され
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