パデセアメールマガジンvol.16-エコファースト制度について-
2008/05/02 (Fri) 12:30
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○○○ パデセアメールマガジンVol.16 ○○○
企業が環境保全活動を約束する「エコ・ファースト制度」スタート
-制度の第1号はビックカメラ、第2号はユニー-
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本メルマガは、弊社ホームページからのお申し込みがあった方、セミナー等に
参加されメルマガを希望された方に送付しています。メルマガの配信解除方法
は巻末をご覧ください。今回のテーマは「エコ・ファースト制度」です。
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環境省は4月15日に、各業界で先進的な環境保全活動を行なっている企業に対
して、今後の具体的な取組みを環境大臣に約束する「エコ・ファースト制度」
を創設すると発表しました。この制度の第1号は家電量販店大手の(株)ビック
カメラ、第2号はスーパー大手のユニー(株)でした。
エコ・ファースト制度とは、業界のトップランナー企業の環境保全に関する行動
を更に促進するため、企業が環境大臣に対し、京都議定書の目標達成に向けた
地球温暖化対策など、自らの環境保全に関する取組みを約束する制度を指します。
そして自らの環境保全に関する取組みを環境大臣に対して約束した企業は、
下記の基準を遵守することを条件として、「エコ・ファースト・マーク」の使用が
認められるというものです。
(1)京都議定書の目標達成に向けた地球温暖化対策をはじめてとして、環境保全
に関する目標を明示し、かつ、目標やこれを実現するための取組みが、業界
のトップランナーとしての先進性・独自性を有するものであること。
(2)全国の模範となるような環境保全に向けた取り組みであること。
(3)約束された取組みの進捗状況の確認を行なう仕組みが設けられ、環境省への
報告、又は公表が行なわれること。
そしてマークの使用範囲は、店舗・広報などに用いることができること、また
環境省は、企業の取組みが約束に違反すると認める場合は、マークの使用の認定
を取り消すことができるとしています。
新聞報道では、環境省は今後業界ごとに1社ずつ、100社程度をめどに認定して
いく方針であると報じています。
4月にマーク使用を認められた両社の取り組み内容を以下に紹介します。
<(株)ビックカメラの「エコ・ファーストの約束」>
1.家電リサイクル法に基づく、家電リサイクルの適正かつ積極的推進
2.循環型社会の形成に向けた取り組みの積極的推進
・紙製買物袋の削減5%及びレジ袋削減20%
・梱包材の再資源化の推進(段ボール再資源化率85%、発泡スチロール85%)
・使用済み携帯電話端末の回収開始
・PCのリユース促進
3.地球温暖化防止に向けた取り組みの積極的推進
・店舗面積当たりのCO2排出原単位を2010年までに2006年比4%削減
特に家電量販店初の取り組みとして使用済み携帯電話端末の全店舗で回収する
こと、及び業界で初めて設定した企業単位のCO2削減目標などがトップランナーの
取組みとして評価されました。
<ユニー(株)「エコ・ファーストの約束」>
1.食品リサイクルの適正かつ積極的推進
・食品売上高当たりの食品廃棄物発生量の削減(2012年までに2007年度比10%削減)
・食品リサイクル法に基づき、食品循環資源のリサイクルの全店舗での展開と
再生利用等実施率60%達成(2012年度までに)
・排出した食品循環資源を再生利用することで得られる農畜水産物を、再び当社で
販売する食品リサイクルグループを18県の全店舗展開地域に拡大(2012年度までに)
2.循環型社会形成に向けた取り組みの積極的推進
・レジ袋の辞退率60%達成(2012年度までに)
・容器包装の店頭回収
3.地球温暖化防止に向けた取り組みの積極的推進
・環境配慮商品やサービスの積極的開発と販売拡大
・事務所内、店舗における空調温度設定による省エネ化
・全店舗における照明器具の「Hf蛍光灯」化及び看板照明の「LED照明」化
(2012年度までに)
特に、食品リサイクル法改正等により、今後設定される予定の食品廃棄物等の発生
原単位を用いた削減目標を先行して導入している点、及び自らが排出した食品廃棄物
をリサイクルし生産した農畜産物を、店舗展開する全ての県において構築する点に
ついて、食品リサイクルのトップランナーの取組と評価されたものです。
この制度について、環境省は次のように言っています。
「企業がそれぞれ取り組んでいる環境への取組みを各業態、業種が競い合い、環境配
慮型の企業を増やしていくことを狙いとしている。今後は北海道洞爺湖サミットに向け、
できる限り多くのトップランナー企業に約束をしていただきたい。」
どの企業が、どのような「エコ・ファーストの約束」を公表するのか、注目していきた
いと思います。
エコファースト制度についての詳細はこちらまで
http://www.env.go.jp/guide/info/eco-first/
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エコ検定対策セミナー公開コース開催受付開始しました
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2007年第3回eco検定対策セミナー受講者の合格率は98.5%でした。
今年は、第4回の試験に向けて今までの対策セミナーのほかに模擬試験を中心と
した直前対策セミナー(半日)を実施します。
・対策セミナー (1日コース)開催日:5月17日(土)・6月18日(水)
・直前対策セミナー(半日コース)開催日:7月5日(土)
詳細は、下記をご参照ください。
http://www.pdca.co.jp/ecoken/seminar/index.html
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★エコ検定通信教育申込受付中
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2008年度試験にむけて、エコ検定の通信教育の受付を開始しました。
詳細は、下記をご参照ください。
http://www.pdca.co.jp/ecoken/correspondence.html
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★Eラーニング申込受付中
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日建学院と共同開発した「eco検定試験対策bb講座」の受付を開始しました。
詳細は、下記をご参照ください。
http://www.pdca.co.jp/ecoken/e-learning.html
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★改訂新版「eco検定ポイント集中レッスン」発売中
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弊社執筆の参考書改訂新版「eco検定ポイント集中レッスン」は、4月28日に
店頭販売しました。アマゾンからも購入できます。
http://www.pdca.co.jp/ecoken/mondai.html
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株式会社 パデセア 代表取締役 黒柳要次
東京都中央区新川1-22-12ニッテイビル4F
TEL 03-5541-6281 FAX 03-5541-1166
http://www.pdca.co.jp/ email:info@pdca.co.jp
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購読解除はこちら
http://pdca.co.jp/info/magazine/index.html
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を創設すると発表しました。この制度の第1号は家電量販店大手の(株)ビック
カメラ、第2号はスーパー大手のユニー(株)でした。
エコ・ファースト制度とは、業界のトップランナー企業の環境保全に関する行動
を更に促進するため、企業が環境大臣に対し、京都議定書の目標達成に向けた
地球温暖化対策など、自らの環境保全に関する取組みを約束する制度を指します。
そして自らの環境保全に関する取組みを環境大臣に対して約束した企業は、
下記の基準を遵守することを条件として、「エコ・ファースト・マーク」の使用が
認められるというものです。
(1)京都議定書の目標達成に向けた地球温暖化対策をはじめてとして、環境保全
に関する目標を明示し、かつ、目標やこれを実現するための取組みが、業界
のトップランナーとしての先進性・独自性を有するものであること。
(2)全国の模範となるような環境保全に向けた取り組みであること。
(3)約束された取組みの進捗状況の確認を行なう仕組みが設けられ、環境省への
報告、又は公表が行なわれること。
そしてマークの使用範囲は、店舗・広報などに用いることができること、また
環境省は、企業の取組みが約束に違反すると認める場合は、マークの使用の認定
を取り消すことができるとしています。
新聞報道では、環境省は今後業界ごとに1社ずつ、100社程度をめどに認定して
いく方針であると報じています。
4月にマーク使用を認められた両社の取り組み内容を以下に紹介します。
<(株)ビックカメラの「エコ・ファーストの約束」>
1.家電リサイクル法に基づく、家電リサイクルの適正かつ積極的推進
2.循環型社会の形成に向けた取り組みの積極的推進
・紙製買物袋の削減5%及びレジ袋削減20%
・梱包材の再資源化の推進(段ボール再資源化率85%、発泡スチロール85%)
・使用済み携帯電話端末の回収開始
・PCのリユース促進
3.地球温暖化防止に向けた取り組みの積極的推進
・店舗面積当たりのCO2排出原単位を2010年までに2006年比4%削減
特に家電量販店初の取り組みとして使用済み携帯電話端末の全店舗で回収する
こと、及び業界で初めて設定した企業単位のCO2削減目標などがトップランナーの
取組みとして評価されました。
<ユニー(株)「エコ・ファーストの約束」>
1.食品リサイクルの適正かつ積極的推進
・食品売上高当たりの食品廃棄物発生量の削減(2012年までに2007年度比10%削減)
・食品リサイクル法に基づき、食品循環資源のリサイクルの全店舗での展開と
再生利用等実施率60%達成(2012年度までに)
・排出した食品循環資源を再生利用することで得られる農畜水産物を、再び当社で
販売する食品リサイクルグループを18県の全店舗展開地域に拡大(2012年度までに)
2.循環型社会形成に向けた取り組みの積極的推進
・レジ袋の辞退率60%達成(2012年度までに)
・容器包装の店頭回収
3.地球温暖化防止に向けた取り組みの積極的推進
・環境配慮商品やサービスの積極的開発と販売拡大
・事務所内、店舗における空調温度設定による省エネ化
・全店舗における照明器具の「Hf蛍光灯」化及び看板照明の「LED照明」化
(2012年度までに)
特に、食品リサイクル法改正等により、今後設定される予定の食品廃棄物等の発生
原単位を用いた削減目標を先行して導入している点、及び自らが排出した食品廃棄物
をリサイクルし生産した農畜産物を、店舗展開する全ての県において構築する点に
ついて、食品リサイクルのトップランナーの取組と評価されたものです。
この制度について、環境省は次のように言っています。
「企業がそれぞれ取り組んでいる環境への取組みを各業態、業種が競い合い、環境配
慮型の企業を増やしていくことを狙いとしている。今後は北海道洞爺湖サミットに向け、
できる限り多くのトップランナー企業に約束をしていただきたい。」
どの企業が、どのような「エコ・ファーストの約束」を公表するのか、注目していきた
いと思います。
エコファースト制度についての詳細はこちらまで
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エコ検定対策セミナー公開コース開催受付開始しました
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2007年第3回eco検定対策セミナー受講者の合格率は98.5%でした。
今年は、第4回の試験に向けて今までの対策セミナーのほかに模擬試験を中心と
した直前対策セミナー(半日)を実施します。
・対策セミナー (1日コース)開催日:5月17日(土)・6月18日(水)
・直前対策セミナー(半日コース)開催日:7月5日(土)
詳細は、下記をご参照ください。
http://www.pdca.co.jp/ecoken/seminar/index.html
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★エコ検定通信教育申込受付中
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2008年度試験にむけて、エコ検定の通信教育の受付を開始しました。
詳細は、下記をご参照ください。
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★Eラーニング申込受付中
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日建学院と共同開発した「eco検定試験対策bb講座」の受付を開始しました。
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★改訂新版「eco検定ポイント集中レッスン」発売中
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弊社執筆の参考書改訂新版「eco検定ポイント集中レッスン」は、4月28日に
店頭販売しました。アマゾンからも購入できます。
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株式会社 パデセア 代表取締役 黒柳要次
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