パデセアメールマガジンVol.6
2007/08/01 (Wed) 11:25
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○○○ パデセアメールマガジン Vol.6 ○○○
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本メルマガは、弊社ホームページからのお申し込みがあった方、セミナー等に
参加されメルマガを希望された方に送付しています。メルマガの配信解除方法
は巻末をご覧ください。
今回のテーマは、家庭でできるCO2削減1kgです。
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「1人1日1kgCO2削減」運動
-京都議定書目標達成のための国民運動-
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安倍首相が地球温暖化問題について、次の三つの柱からなる戦略「美しい星
50(CooL Earth50)」を6月に開催されたG8サミットで提案しました。
第1の柱: 世界全体の排出量を現状に比して2050年までに半減する」と言う
長期目標及び「革新的技術」と「低炭素社会作り」を柱とする
長期ビジョンの提唱
第2の柱: 2013年以降の国際的枠組み構築に向けた「3原則」の提示
第3の柱: 京都議定書の目標達成に向けた国民運動の展開
からなっています。「1人1日1kgCO2削減」はこの中の国民運動の一環として述
べられたものです。
環境省は「1人1日1kgCO2削減」を達成するため、「チーム・マイナス6%」の
ホームページに特設サイト「めざせ!1人、1日、1kgCO2削減」
http://www.team-6.jp/try-1kg/ を設け、「私のチャレンジ宣言」の受付を開
始しています。
「私のチャレンジ宣言」は、身近なところで出来る温暖化防止のメニューの中
から、実践してみようと思うものを選び、毎日の生活の中で、1人1日1kgのCO2
排出量削減を目指そうというものです。
地球温暖化を防止するための「京都議定書」の目標達成期間が来年(2008年)
から始まります。日本は、京都議定書で2012年までに1990年比で6%の温室効
果ガス削減を約束しています。
しかし、2005年度における日本の温室効果ガスの排出量は1990年比で7.8%上
回っており、目標達成のためには温室効果ガス削減対策の一層の強化が必要
な状況となっています。1990年からの増加は「家庭部門」では37%(4,700万トン
増)「オフィス部門など」では45%(7,400万トン増)となっています。温暖化を
とめるには家庭やオフィスなどでの一人一人の取組みも重要な状況となっています。
特設サイト「めざせ!1人、1日、1kgCO2削減」によると、京都議定書で約束し
た6%削減を実現するための目標は、家庭では年間約3,800万トン、オフィス等
では年間約6,900万トンであるといっています。
ライフスタイル・ワークスタイルを見直せば十分達成できる数字であるとしてい
ます。もし国民みんなが家庭で「1人1日1kgCO2削減」を実現すれば、日本の
人口は現在1億2,770万人(2007年1月1日)なので、1kgCO2×365日×1.277億人
=4,660万トンが削減されることになり、家庭部門の目標達成が可能になります。
では、「1人1日1kgCO2削減」を実現するためにはどうすればよいのか。
環境省の特設サイトには具体的なチャレンジ項目と削減量が記載されています。
代表的なチャレンジ項目をあげてみますと
・夏の冷房時の設定温度を26℃から28℃に2℃高くする:83g
・冬の暖房時の設定温度を22℃から20℃に2℃低くする:96g
・風呂のお湯を利用して身体や頭を洗い、シャワーを使わない:371g
・アイドリングを5分間短くする:63g
・買い物の際は、マイバッグを持ち歩き、省包装の野菜を選ぶ :62g
・ゴミの分別を徹底し、廃プラスチックをリサイクル:52g
・冷房の利用時間を1時間減らす :26g
・暖房の利用時間を1時間減らす :37g
・主電源をこまめに切って待機電力を節約:65g
<この他に投資が必要な項目として>
・古いエアコンを省エネタイプに買い替える:104g
・古い冷蔵庫を省エネタイプに買い替える:132g
・白熱電球を電球型蛍光ランプに取り替える:45g
・太陽光発電を新規に設置する:670g
・太陽熱利用温水器を新規に設置する:480g
等が挙げられています。
筆者周辺の何人かのOLにチャレンジ項目をチェックしてもらった結果では700
~900gの人が多く、エアコンや冷蔵庫の買い替えをいれて漸く1kgを超えた人が
1人いました。筆者も800g程度でした。
環境省がキャンペーンしているチャレンジ項目では、投資がかからない項目だけ
では「1人1日1kgCO2削減」 は困難なように思われます。京都議定書の目標達成
のためには、私たち国民の一人一人もエアコンや冷蔵庫の買い替え、蛍光灯へ
の切替えなどある程度の費用増が必要と言うことでしょうか。
読者の皆さん方も環境省ホームページで、チャレンジ項目をチェックしてみたら
いかがでしょうか。
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【環境教育パネル】オンラインショップで発売中
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環境問題の主要なテーマをビジュアルにまとめ、パネルとして発売開始しました。
環境教育資料、掲示物、展示会などにご活用下さい。PDF・PPT形式なのですぐに
使えて便利です。
販売価格:4,000円(枚/税込み)
https://g.blayn.jp/sm/mng/cc/fw.php?i=pdca&c=6&n=__no_
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株式会社 パデセア 代表取締役 黒柳要次
東京都中央区新川1-22-12ニッテイビル4F
TEL 03-5541-6281 FAX 03-5541-1166
https://g.blayn.jp/sm/mng/cc/fw.php?i=pdca&c=5&n=4
e-mail info@pdca.co.jp
最近、投資信託商品としてエコファンドが人気を集めているそうです。
テーマは「地球温暖化」、「水」、「環境対策技術」とのこと。
環境ビジネスも成長産業になったということなのでしょう。
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使用の際にはひとことご連絡をお願いします
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長期目標及び「革新的技術」と「低炭素社会作り」を柱とする
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第3の柱: 京都議定書の目標達成に向けた国民運動の展開
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「私のチャレンジ宣言」は、身近なところで出来る温暖化防止のメニューの中
から、実践してみようと思うものを選び、毎日の生活の中で、1人1日1kgのCO2
排出量削減を目指そうというものです。
地球温暖化を防止するための「京都議定書」の目標達成期間が来年(2008年)
から始まります。日本は、京都議定書で2012年までに1990年比で6%の温室効
果ガス削減を約束しています。
しかし、2005年度における日本の温室効果ガスの排出量は1990年比で7.8%上
回っており、目標達成のためには温室効果ガス削減対策の一層の強化が必要
な状況となっています。1990年からの増加は「家庭部門」では37%(4,700万トン
増)「オフィス部門など」では45%(7,400万トン増)となっています。温暖化を
とめるには家庭やオフィスなどでの一人一人の取組みも重要な状況となっています。
特設サイト「めざせ!1人、1日、1kgCO2削減」によると、京都議定書で約束し
た6%削減を実現するための目標は、家庭では年間約3,800万トン、オフィス等
では年間約6,900万トンであるといっています。
ライフスタイル・ワークスタイルを見直せば十分達成できる数字であるとしてい
ます。もし国民みんなが家庭で「1人1日1kgCO2削減」を実現すれば、日本の
人口は現在1億2,770万人(2007年1月1日)なので、1kgCO2×365日×1.277億人
=4,660万トンが削減されることになり、家庭部門の目標達成が可能になります。
では、「1人1日1kgCO2削減」を実現するためにはどうすればよいのか。
環境省の特設サイトには具体的なチャレンジ項目と削減量が記載されています。
代表的なチャレンジ項目をあげてみますと
・夏の冷房時の設定温度を26℃から28℃に2℃高くする:83g
・冬の暖房時の設定温度を22℃から20℃に2℃低くする:96g
・風呂のお湯を利用して身体や頭を洗い、シャワーを使わない:371g
・アイドリングを5分間短くする:63g
・買い物の際は、マイバッグを持ち歩き、省包装の野菜を選ぶ :62g
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・冷房の利用時間を1時間減らす :26g
・暖房の利用時間を1時間減らす :37g
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<この他に投資が必要な項目として>
・古いエアコンを省エネタイプに買い替える:104g
・古い冷蔵庫を省エネタイプに買い替える:132g
・白熱電球を電球型蛍光ランプに取り替える:45g
・太陽光発電を新規に設置する:670g
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等が挙げられています。
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1人いました。筆者も800g程度でした。
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