◇◇◇パデセアメールマガジンVol.182◇◇◇「環境法ダイジェスト その4」
2020/11/09 (Mon) 12:00
◇◇◇パデセアメールマガジンVol.182◇◇◇
環境法ダイジェスト 第4回
~石綿の飛散防止規制を強化 など~
------------------------------------------------------------
本メルマガは、弊社ホームページからのお申し込みがあった方や
当社メンバーと名刺交換をさせて頂いた方に送付しています。
------------------------------------------------------------
○環境法令検定対策オンラインセミナー 受付中!
https://ecohourei.jp/seminar-submit/
○環境法令検定公式問題集 2020~2021年秋冬版 発売中
9月検定の問題も収録!
https://www.ecohourei.jp/textbook/#mondaishu
------------------------------------------------------------
特集:環境法ダイジェスト 第4回
災害廃棄物等の特例を整備、特定外来生物の新規指定、
石綿の飛散防止規制を強化等(2020年7月~10月分)
◆災害廃棄物処理とPCB 廃棄物の処理等に関する特例を整備
令和2年7月16日、「廃棄物の処理及び清掃に関する法律施行規則」
が改正されました。全国各地で非常災害が頻発している状況を受け
て、産業廃棄物処理施設の設置者が、施設で処理する産廃と同様の
性状を有する災害廃棄物を処理することができる特例を創設しまし
た。これに伴い、災害廃棄物の処理について定めた4本の特例省令
を廃止しました。一方、PCBを含む安定器が一般廃棄物として排出
されるものを中間貯蔵・環境安全事業株式会社(JESCO)で適正に
処理できるようにするため、産廃処理施設の設置者に関する一廃
処理施設の設置についての特例対象に、PCB 廃棄物及びその処理
施設を追加しました。令和2年7月16日に施行されました。
参考:廃棄物の処理及び清掃に関する法律施行規則の一部を
改正する省令について
http://www.env.go.jp/press/108215.html
◆アメリカザリガニを除く外来ザリガニ類等を特定外来生物に指定等
令和2年9月16日、「特定外来生物による生態系等に係る被害の
防止に関する法律施行令」が改正されました。ハヤトゲフシアリ等、
ヨコエビ科の1種、アメリカザリガニを除く外来ザリガニ類及び
エフクレタヌキモ等の合計14種類(4科・4種群・5種・1交雑種)
を、新たに外来生物法の規定に基づく特定外来生物に追加しました。
アメリカザリガニを対象から除外したのは、飼育している人が多く
指定すると野外への遺棄が懸念されるためです。また、交雑すること
により生じた特定外来生物として、ヒアリ類が交雑することにより
生じた生物を定めました。政令改正に伴い10月30日に施行規則が改正
され、未判定外来生物一覧から特定外来生物に指定された種を削除
したほか、種類名証明書の添付が必要な生物の追加指定を行い
ました。いずれも令和2年11月2日に施行されます。
参考:「特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する
法律施行令の一部を改正する政令」の閣議決定 について
http://www.env.go.jp/press/108395.html
◆特定粉じん排出等作業に係る作業基準の追加など
石綿の飛散防止規制を強化
令和2年10月15日、「大気汚染防止法施行規則」が改正され
ました。大気汚染防止法の一部を改正する法律(令和2年法律
第39号)の施行に伴い、特定建築材料以外の石綿含有建材を除去
する作業時の石綿飛散を防止するため、特定粉じん排出等作業に
係る作業計画作成の追加等を行いました。また、特定粉じん排出
等作業に係る作業基準の追加、事前調査の信頼性を確保するため
の措置、事前調査に関する記録並びに事前調査結果等の掲示及び
報告等に関する規定の整備を行いました。さらに、石綿含有建材
の除去等作業が適切に行われたことの作業終了時の確認を明確化
したほか、特定粉じん排出等作業中の石綿漏えいの有無の確認等
を作業基準に追加しました。また、直接罰を創設するとともに
作業基準を強化しました。令和3年4月1日、令和4年4月1日及び
令和5年10月1日に段階施行されます。
参考:「大気汚染防止法施行規則及び環境省の所管する法令に
係る民間事業者等が行う書面の保存等における情報通信の
技術の利用に関する法律施行規則の一部を改正する省令案」
に関する意見募集(パブリックコメント)の結果について
https://search.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=195200036&Mode=2
------------------------------------------------------------
メルマガの配信解除方法は以下をご覧ください。
http://pdca.co.jp/info/magazine/
------------------------------------------------------------
※当メールは送信専用です。お問い合わせのある場合はお手数
ですが、以下のメールアドレスまでご連絡お願い致します。
info@pdca.co.jp
------------------------------------------------------------
株式会社 パデセア 代表取締役 黒柳要次
東京都千代田区一番町23-2 千代田一番町ビル1階
TEL 03-5226-6721/FAX 03-5226-6723
http://www.pdca.co.jp
e-mail info@pdca.co.jp
環境法ダイジェスト 第4回
~石綿の飛散防止規制を強化 など~
------------------------------------------------------------
本メルマガは、弊社ホームページからのお申し込みがあった方や
当社メンバーと名刺交換をさせて頂いた方に送付しています。
------------------------------------------------------------
○環境法令検定対策オンラインセミナー 受付中!
https://ecohourei.jp/seminar-submit/
○環境法令検定公式問題集 2020~2021年秋冬版 発売中
9月検定の問題も収録!
https://www.ecohourei.jp/textbook/#mondaishu
------------------------------------------------------------
特集:環境法ダイジェスト 第4回
災害廃棄物等の特例を整備、特定外来生物の新規指定、
石綿の飛散防止規制を強化等(2020年7月~10月分)
◆災害廃棄物処理とPCB 廃棄物の処理等に関する特例を整備
令和2年7月16日、「廃棄物の処理及び清掃に関する法律施行規則」
が改正されました。全国各地で非常災害が頻発している状況を受け
て、産業廃棄物処理施設の設置者が、施設で処理する産廃と同様の
性状を有する災害廃棄物を処理することができる特例を創設しまし
た。これに伴い、災害廃棄物の処理について定めた4本の特例省令
を廃止しました。一方、PCBを含む安定器が一般廃棄物として排出
されるものを中間貯蔵・環境安全事業株式会社(JESCO)で適正に
処理できるようにするため、産廃処理施設の設置者に関する一廃
処理施設の設置についての特例対象に、PCB 廃棄物及びその処理
施設を追加しました。令和2年7月16日に施行されました。
参考:廃棄物の処理及び清掃に関する法律施行規則の一部を
改正する省令について
http://www.env.go.jp/press/108215.html
◆アメリカザリガニを除く外来ザリガニ類等を特定外来生物に指定等
令和2年9月16日、「特定外来生物による生態系等に係る被害の
防止に関する法律施行令」が改正されました。ハヤトゲフシアリ等、
ヨコエビ科の1種、アメリカザリガニを除く外来ザリガニ類及び
エフクレタヌキモ等の合計14種類(4科・4種群・5種・1交雑種)
を、新たに外来生物法の規定に基づく特定外来生物に追加しました。
アメリカザリガニを対象から除外したのは、飼育している人が多く
指定すると野外への遺棄が懸念されるためです。また、交雑すること
により生じた特定外来生物として、ヒアリ類が交雑することにより
生じた生物を定めました。政令改正に伴い10月30日に施行規則が改正
され、未判定外来生物一覧から特定外来生物に指定された種を削除
したほか、種類名証明書の添付が必要な生物の追加指定を行い
ました。いずれも令和2年11月2日に施行されます。
参考:「特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する
法律施行令の一部を改正する政令」の閣議決定 について
http://www.env.go.jp/press/108395.html
◆特定粉じん排出等作業に係る作業基準の追加など
石綿の飛散防止規制を強化
令和2年10月15日、「大気汚染防止法施行規則」が改正され
ました。大気汚染防止法の一部を改正する法律(令和2年法律
第39号)の施行に伴い、特定建築材料以外の石綿含有建材を除去
する作業時の石綿飛散を防止するため、特定粉じん排出等作業に
係る作業計画作成の追加等を行いました。また、特定粉じん排出
等作業に係る作業基準の追加、事前調査の信頼性を確保するため
の措置、事前調査に関する記録並びに事前調査結果等の掲示及び
報告等に関する規定の整備を行いました。さらに、石綿含有建材
の除去等作業が適切に行われたことの作業終了時の確認を明確化
したほか、特定粉じん排出等作業中の石綿漏えいの有無の確認等
を作業基準に追加しました。また、直接罰を創設するとともに
作業基準を強化しました。令和3年4月1日、令和4年4月1日及び
令和5年10月1日に段階施行されます。
参考:「大気汚染防止法施行規則及び環境省の所管する法令に
係る民間事業者等が行う書面の保存等における情報通信の
技術の利用に関する法律施行規則の一部を改正する省令案」
に関する意見募集(パブリックコメント)の結果について
https://search.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=195200036&Mode=2
------------------------------------------------------------
メルマガの配信解除方法は以下をご覧ください。
http://pdca.co.jp/info/magazine/
------------------------------------------------------------
※当メールは送信専用です。お問い合わせのある場合はお手数
ですが、以下のメールアドレスまでご連絡お願い致します。
info@pdca.co.jp
------------------------------------------------------------
株式会社 パデセア 代表取締役 黒柳要次
東京都千代田区一番町23-2 千代田一番町ビル1階
TEL 03-5226-6721/FAX 03-5226-6723
http://www.pdca.co.jp
e-mail info@pdca.co.jp