<デザビレからのお知らせ10/06>
2005/10/06 (Thu) 09:00
■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■
TAITO DESIGNERS VILLAGE INFORMATION
■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■
台東デザイナーズビレッジ村長の鈴木淳です。
ようやくデザビレもオープンして1年半、3年以内という期限の第1期入居者
も後半戦に突入です。心機一転ということで、ホームページもリニューアルし
てみました。デザインは早稲田大学映像コミュニケーション研究所です。
デザビレでは、若いデザイナーの支援をしていただける製造業者を探していま
す。具体的には、アパレル、シューズ、バッグ、革小物等のサンプル制作や小
ロットでの生産、アドバイス等です。もしご存じの方がいましたら、鈴木まで
ご連絡下さい。suzuki@designers-village.com
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
※本メールは配信エラーが一定数になると自動で配信停止されます。
今回は停止していた方にも送付しています。
■■■■今回のお知らせ■■■■
1)台東デザイナーズビレッジ ビジネスサポートセミナー
「伊勢丹解放区」お客さまに目を向けた取り組み(顧客起点)について
10月21日(金)午後7時~午後8時30分
2)第99回東京シューフェアウィーク
合同展 10月19日(水)20日(木)都立産業貿易センター台東館
3)第31回アイ・エス・エフ 靴とファッション雑貨の国際見本市
10月18日(火)~20日(木) 池袋サンシャインシティ文化会館
4)JLIA LEATHER GOODS DESIGN AWARD2006
日本皮革産業連合会主催デザイン画コンテスト 10月21日締め切り
5)■注目■ 創業期のブランド、学生の強い味方 テキスタイルデポ
http://www.texstyledepots.com/
6)村長から 出来事から学ぶ人、被害者になる人
※ここで紹介する情報については、デザイナーズビレッジが内容やクオリティ
を保証するものではありません。自己責任で情報をご活用ください。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
1)デザビレ・ビジネスサポートセミナー
「伊勢丹解放区」お客さまに目を向けた取り組み(顧客起点)について
10月21日(金)午後7時から8時間30分
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
講師:株式会社伊勢丹 婦人第一営業部 解放区 小濱バイヤー
現在、伊勢丹は顧客起点に基づき業務に取り組んでおります。
それは、品揃えについても同様であり、解放区も例外ではありません。
解放区のような一見特殊に見えるお買場でも、顧客の関心に基づき品揃え
(デザイナーの選択)をしております。
その一方で、品揃えをしてみると、顧客の関心が高い(欲しい)商品を作っ
ているデザイナーが多くなり、全ては顧客起点でまわっている、そのサイク
ルをご説明させていただきたく、考えております。(小濱)
今回は、受講者の皆様から要望が高かった伊勢丹「解放区」の小濱バイヤーを
講師としてお願いしました。ご存じの通り「解放区」は、才能はあるけれど、
自分の売場を持てない日本の若手デザイナーを発掘し、本店1階という最高の
ロケーションで展示、販売、情報発信を行っている売場です。
もちろんデザイナーの皆さんの中にも、伊勢丹解放区で商品を発表できるのを
目標にしている人がいると思います。
今回は、解放区の売場の考え方、どうやってデザイナーを選定しているか、な
ど日頃皆さんが聞きたい内容についてお聞きする予定です。(鈴木村長)
ぜひ、皆様のご参加をお待ち申し上げています。
■日時 10月21日(金)午後7時開会(午後6時45分開場)
午後8時30分頃終了
■定員 50名 先着順
■場所 台東デザイナーズビレッジ 会議室
■詳細、お申し込みはこちらから
http://www.designers-village.com/event/051021/index.html
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
2)第99回東京シューフェアウィーク
合同展 10月19日(水)20日(木)都立産業貿易センター台東館
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
東京靴見本市協会が主催する第99回東京シューフェアウイークが2005年10月
17日(月)~21日(金)までの期間開催されます。
この展示会は国内卸17社が参加する合同展と、29社において開催される個展が
連携しているものです。
合同展の会場では、若手クリエーターの登竜門として「明日にはばたく靴展」
が開催され、専門学校の生徒や若手クリエーターの作品の展示も行われます。
この若手の作品については来場者がビジネス性とデザイン性を審査し投票する
ので、出展者にとっては自分の実力を客観的に知る良い機会になっています。
ぜひご覧ください。
■合同展:19日(水)20日(木)の2日間
都立産業貿易センター台東館
■個展 :17日(月)~21日(金)の期間内、3~5日間各個展ショールーム
で開催予定。
■詳細はこちらから
東京靴見本市協会ホームページ
http://www.tctv.ne.jp/tsfa/newpage3.html
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
3)第31回アイ・エス・エフ 靴とファッション雑貨の国際見本市
10月18日(火)~20日(木) 池袋サンシャインシティ文化会館
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
月刊誌フットウエアプレスを発行するエフワークスが主催するシューズとファ
ッション雑貨の国際見本市。商品の販売ばかりではなく、情報発信にも力を入
れています。
■開催日時 2005年10月18日(火)~20日(木) 10:00~18:00
■場所 東京・池袋サンシャインシティ文化会館2F/3F
■入場 無料
■テーマ デザインコンプレックス
世界の新進クリエーターの作品展示
■セミナー 18日MICAM&GDS靴見本市速報
19日パリ・ミラノ人気合同展速報
19日雑貨導入のための陳列・ディスプレイ・POP
20日簡単でオシャレなディスプレイ小物の作り方
■詳細はこちらで確かめてください。
ISFホームページ
http://www.f-works.com/isf/
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
4)JLIA LEATHER GOODS DESIGN AWARD2006
日本皮革産業連合会主催デザイン画コンテスト 10月21日締め切り
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
皮革関係23団体を会員とする社団法人日本皮革産業連合会が主催。
日本の皮革産業を担っていく優秀な人材の発掘に加え、日本の高度な製造技術
を広く国内外に訴えることにより、国際的地位の確立及び市場拡大を図ること
を目的に開催するコンテストです。
アマ・プロどちらも参加できます。
■募集部門 靴(紳士部門・婦人部門)
ハンドバッグ・鞄(紳士部門・婦人部門)
ベルト/手袋/レザーウェア
■募集内容 上記7部門のデザイン画(もしくは完成品)を募集
※主素材は天然皮革に限ります。
■表現形式 B4版(縦364ミリ×横257ミリ)カラーのデザイン画
■応募締切 2005年10月21日(当日消印有効)
■応募資格 プロ、アマ、個人、法人問わず
■賞 グランプリ 1点(表彰状および副賞30万円)
部門賞 各部門1点 計7点(表彰状および副賞10万円)
■審査方針 市場における商品性
(ファッション性・機能性・工業デザイン性・価格設定)
■最終発表 BRUTUS 3月14日号誌面にて
■詳細はこちらで確かめてください。
コンテストホームページ
http://www.jlgda.com/index.html
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
5)■注目■ 創業期のブランド、学生の強い味方 テキスタイルデポ
http://www.texstyledepots.com/
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
創業期のブランドの悩みの一つに「テキスタイルの仕入れ」があります。売上
げ規模が小さいブランドにとって、シーズン性のある素材を、適正な価格で、
必要なロットだけ購入するのは困難なことなのですが、
そんな状況を打ち破る、新サービスがスタートしました。
日本最大の繊維専門商社「瀧定大阪」が資本参加しているテキスタイルデポは
学生と創業者にターゲットを絞ったテキスタイル小売り事業を9月より開始し
ました。
1)通常 瀧定のような繊維卸で口座を開くのは審査がたいへんです。という
よりも、個人や零細企業では開けません。その卸から、大手企業と同じよ
うに最新の生地を購入できます。
2)常時1000種類程展示されているサンプルから50cmからのロットで購入
できます。ネット通販も利用できます。
3)学生、創業期のブランドには割引価格が適用されるので、ほぼ大手アパレ
ルのような価格で購入できるそうです。(創業期のブランドについては面
接の上で割引設定をするそうです。)
4)恵比寿駅とガーデンプレースの中間程にある、かなりクオリティの高いギ
ャラリースペースを無料で展示会に使用可能。6掛けで販売委託も可能
※瀧定が手がけるショールームで個展を開くことで、信用力強化にも。
※既に50ブランドが審査を受け、30ブランドが展示予約を入れているそうです。
※3)4)については、社長または店長の審査を受けることになります。
5)独自ルートで縫製業者やサンプル業者を紹介してもらえる(予定)
■詳細はこちらから
http://www.texstyledepots.com/
「台東デザイナーズビレッジの鈴木村長からの紹介で」と、森口社長か猪俣さ
んを訪ねてください。森口社長はこれまで瀧定の営業部隊で、いくつもの人気
ブランドの素材を手がけてきていましたが、ファッション業界の未来を作る若
い人たち向けの仕事がしたいと、個人としてもこの仕事に資金投資して打ち込
んでいる熱い人です。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
6)村長から 出来事から学ぶ人、被害者になる人
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
宇津木えりさんのセミナーの来場してくれた方ありがとうございました。所有
権の都合で、写真はご覧いただけなかったのですが、たいへん参考になったと
いうメールもいただきありがとうございました。
さて、宇津木さんの話で感じたことはいろいろあるのですが、とくに「良いこ
とも、苦しいことも、全て自分の糧(かて)に換えていく前向きのパワー」が
成功の源であったのだろうと思いました。
さて、「自分の人生に起こる出来事には全て意味がある」という言葉があるそ
うです。
仕事をしていても、自分の意に添わない結果、突然の事故やアクシデント、苦
しい環境、人から非難されること、裏切られること、のようなつらい出来事も、
それを「学び」の機会と捉えて、プラスに活かすことが仕事を成功させる上で
大切なのだそうです。
逆に考えると、つらい出来事がおきたときに「この出来事は、自分に何を学ば
せようとしているか」というように客観的に考えることで、自分に欠けている
こと、これからの未来に必要なことに気づくこともあるのです。このくせがつ
くと、つらいことが起こるとチャンスと考えるプラス発想が身に付くそうです。
さて、自分の思い通りに仕事が進まないとき、望む結果が出ないときに、
A)それを自分の責任として受け止めて、反省する人と、
B)その原因を他所に求めて、被害者意識を持って嘆く人
の2通りがいます。
例えば合同展に出展しても、望むような結果がでなかったときに、
出来事から学ぶA)タイプの人は、
自社商品やディスプレイ、営業方法等について、「何が欠けていたから結果が
ついてこなかったのか」を反省し、結果を素直に受け止めることで、次回にも
っと結果を出すための方法を考えていくことができます。
中には人が集まっている人気の出展者に教えを請う人もいます。
結果がでなかったことが、学びになり、自分や仕事のクオリティを高めること
に繋がるのです。まさに出展料が勉強代になります。
しかし、自分を被害者の立場にするB)のタイプの人は
結果が出なかった原因を自分と切り離して考えます。展示会の来場者が少なか
ったから、タイミングが悪い、ブースの場所が悪い、会場の風水が悪い、等々
被害者になっていきます。自社の商品や展示は優れていて、何も悪いこと、足
りないことは無いと考えています。
ですから、もっと良い展示会に出れば結果がでるとか、場所が良ければ結果が
でる、と考えてしまいます。自己分析をしないので、次回に向けての方針が検
討できません。次回も同じ失敗を繰り返します。
同じような条件でも、すばらしい成果を出している出展者があっても、そこか
ら学ぼうという姿勢も持ちません。
また、例えば、自分が指示した仕様と異なる製品を工場が仕上げてきたとき、
被害者の立場で、工場に「直してください」とクレームをつけるだけでは、同
じミスが繰り返される可能性があります。
それを学びと考えるなら、自分の指図が悪かったのか、連絡ミスなのか、納期
が短く急がせたからなのか、相手先が苦手な仕事なのか、原因を考え、それを
改善することで、仕事のクオリティが高まるのです。
また出来事から学ぶ人は、自己責任で仕事をしているので謙虚になるそうです。
出来事を受け止め、それに立ち向かっていくことから強さが生まれます。トラ
ブルから逃げないので信用が高まります。人を惹きつけていきます。まさに経
営者として必要な素養なのではないでしょうか。
そんなの当たり前だよ、という人はきっと経営者として成長している人だろう
と推測します。よかったです。おめでとうございます。
逆に被害者になるタイプの人は、何事にもネガティブになったり、自分を卑下
したり、逆にいつも怒ってばかりだったり、批判的になったりします。ネガテ
ィブに考える人は、やはりネガティブな結果になることが多いようです。
そして結果がでないことを周囲のせいにするので、信頼関係も失うようです。
周囲の影響を受けやすいので、いつも心が安まりません。イライラしたり、不
安になったりしながらの仕事はよけい仕事をつらくしてしまいます。
別の仕事に逃げ道を求めて転職しても失敗するのはこのタイプです。
さて、自分に起きるつらい出来事も(もちろん良い出来事からも)、「この出
来事は自分にとってどのような意味があるのか?」と考えてみてはどうでしょ
う。
私の場合は、理不尽なこと、腹立たしいことがあると、それをバネにするとい
うか、見返してやる、乗り越えてやるという変なパワーがでるようです。
むしろ何事も上手くいって、平穏でいるとダメだと感じます。
*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*
転送歓迎。知り合いのデザイナーにも教えてあげてください。
バックナンバーはこちらから
https://s.blayn.jp/sm3/p/bn/list.php?clientname=tdv&groupNo=all
配信停止・登録内容の変更・新規登録はこちらから
https://s.blayn.jp/sm3/p/f/tf.php?id=tdv
*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*
*発行者 鈴木 淳 jun suzuki
*ファッション創業支援施設 台東デザイナーズビレッジ 村長
suzuki@designers-village.com
http://www.designers-village.com
111-0056東京都台東区小島2-9-10-001
tel.03-3863-7939(村長室)
*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*
編集後記
・先日台東区内の白石さんから段ボール16箱もの布地をいただきました。滋賀
県にお住まいのお母さんが大切に集めていたそうなのですが、病気のため今後
は使うことはできないので、デザビレで有効活用してほしいというのです。
入居者と、先日のセミナー来場者にほとんど残すことなく配ることができ、
贈っていただいた方にも、もらった方にも喜んでもらえました。
・デザビレでは、地元の企業や個人の方から、製造機械や什器や資材、貴重な
資料等いろいろなものをいただきます。廃棄するはずのものを、デザビレでは
有効に活用させてもらっています。ありがとうございます。(鈴木)
TAITO DESIGNERS VILLAGE INFORMATION
■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■
台東デザイナーズビレッジ村長の鈴木淳です。
ようやくデザビレもオープンして1年半、3年以内という期限の第1期入居者
も後半戦に突入です。心機一転ということで、ホームページもリニューアルし
てみました。デザインは早稲田大学映像コミュニケーション研究所です。
デザビレでは、若いデザイナーの支援をしていただける製造業者を探していま
す。具体的には、アパレル、シューズ、バッグ、革小物等のサンプル制作や小
ロットでの生産、アドバイス等です。もしご存じの方がいましたら、鈴木まで
ご連絡下さい。suzuki@designers-village.com
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
※本メールは配信エラーが一定数になると自動で配信停止されます。
今回は停止していた方にも送付しています。
■■■■今回のお知らせ■■■■
1)台東デザイナーズビレッジ ビジネスサポートセミナー
「伊勢丹解放区」お客さまに目を向けた取り組み(顧客起点)について
10月21日(金)午後7時~午後8時30分
2)第99回東京シューフェアウィーク
合同展 10月19日(水)20日(木)都立産業貿易センター台東館
3)第31回アイ・エス・エフ 靴とファッション雑貨の国際見本市
10月18日(火)~20日(木) 池袋サンシャインシティ文化会館
4)JLIA LEATHER GOODS DESIGN AWARD2006
日本皮革産業連合会主催デザイン画コンテスト 10月21日締め切り
5)■注目■ 創業期のブランド、学生の強い味方 テキスタイルデポ
http://www.texstyledepots.com/
6)村長から 出来事から学ぶ人、被害者になる人
※ここで紹介する情報については、デザイナーズビレッジが内容やクオリティ
を保証するものではありません。自己責任で情報をご活用ください。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
1)デザビレ・ビジネスサポートセミナー
「伊勢丹解放区」お客さまに目を向けた取り組み(顧客起点)について
10月21日(金)午後7時から8時間30分
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
講師:株式会社伊勢丹 婦人第一営業部 解放区 小濱バイヤー
現在、伊勢丹は顧客起点に基づき業務に取り組んでおります。
それは、品揃えについても同様であり、解放区も例外ではありません。
解放区のような一見特殊に見えるお買場でも、顧客の関心に基づき品揃え
(デザイナーの選択)をしております。
その一方で、品揃えをしてみると、顧客の関心が高い(欲しい)商品を作っ
ているデザイナーが多くなり、全ては顧客起点でまわっている、そのサイク
ルをご説明させていただきたく、考えております。(小濱)
今回は、受講者の皆様から要望が高かった伊勢丹「解放区」の小濱バイヤーを
講師としてお願いしました。ご存じの通り「解放区」は、才能はあるけれど、
自分の売場を持てない日本の若手デザイナーを発掘し、本店1階という最高の
ロケーションで展示、販売、情報発信を行っている売場です。
もちろんデザイナーの皆さんの中にも、伊勢丹解放区で商品を発表できるのを
目標にしている人がいると思います。
今回は、解放区の売場の考え方、どうやってデザイナーを選定しているか、な
ど日頃皆さんが聞きたい内容についてお聞きする予定です。(鈴木村長)
ぜひ、皆様のご参加をお待ち申し上げています。
■日時 10月21日(金)午後7時開会(午後6時45分開場)
午後8時30分頃終了
■定員 50名 先着順
■場所 台東デザイナーズビレッジ 会議室
■詳細、お申し込みはこちらから
http://www.designers-village.com/event/051021/index.html
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
2)第99回東京シューフェアウィーク
合同展 10月19日(水)20日(木)都立産業貿易センター台東館
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
東京靴見本市協会が主催する第99回東京シューフェアウイークが2005年10月
17日(月)~21日(金)までの期間開催されます。
この展示会は国内卸17社が参加する合同展と、29社において開催される個展が
連携しているものです。
合同展の会場では、若手クリエーターの登竜門として「明日にはばたく靴展」
が開催され、専門学校の生徒や若手クリエーターの作品の展示も行われます。
この若手の作品については来場者がビジネス性とデザイン性を審査し投票する
ので、出展者にとっては自分の実力を客観的に知る良い機会になっています。
ぜひご覧ください。
■合同展:19日(水)20日(木)の2日間
都立産業貿易センター台東館
■個展 :17日(月)~21日(金)の期間内、3~5日間各個展ショールーム
で開催予定。
■詳細はこちらから
東京靴見本市協会ホームページ
http://www.tctv.ne.jp/tsfa/newpage3.html
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
3)第31回アイ・エス・エフ 靴とファッション雑貨の国際見本市
10月18日(火)~20日(木) 池袋サンシャインシティ文化会館
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
月刊誌フットウエアプレスを発行するエフワークスが主催するシューズとファ
ッション雑貨の国際見本市。商品の販売ばかりではなく、情報発信にも力を入
れています。
■開催日時 2005年10月18日(火)~20日(木) 10:00~18:00
■場所 東京・池袋サンシャインシティ文化会館2F/3F
■入場 無料
■テーマ デザインコンプレックス
世界の新進クリエーターの作品展示
■セミナー 18日MICAM&GDS靴見本市速報
19日パリ・ミラノ人気合同展速報
19日雑貨導入のための陳列・ディスプレイ・POP
20日簡単でオシャレなディスプレイ小物の作り方
■詳細はこちらで確かめてください。
ISFホームページ
http://www.f-works.com/isf/
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
4)JLIA LEATHER GOODS DESIGN AWARD2006
日本皮革産業連合会主催デザイン画コンテスト 10月21日締め切り
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
皮革関係23団体を会員とする社団法人日本皮革産業連合会が主催。
日本の皮革産業を担っていく優秀な人材の発掘に加え、日本の高度な製造技術
を広く国内外に訴えることにより、国際的地位の確立及び市場拡大を図ること
を目的に開催するコンテストです。
アマ・プロどちらも参加できます。
■募集部門 靴(紳士部門・婦人部門)
ハンドバッグ・鞄(紳士部門・婦人部門)
ベルト/手袋/レザーウェア
■募集内容 上記7部門のデザイン画(もしくは完成品)を募集
※主素材は天然皮革に限ります。
■表現形式 B4版(縦364ミリ×横257ミリ)カラーのデザイン画
■応募締切 2005年10月21日(当日消印有効)
■応募資格 プロ、アマ、個人、法人問わず
■賞 グランプリ 1点(表彰状および副賞30万円)
部門賞 各部門1点 計7点(表彰状および副賞10万円)
■審査方針 市場における商品性
(ファッション性・機能性・工業デザイン性・価格設定)
■最終発表 BRUTUS 3月14日号誌面にて
■詳細はこちらで確かめてください。
コンテストホームページ
http://www.jlgda.com/index.html
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
5)■注目■ 創業期のブランド、学生の強い味方 テキスタイルデポ
http://www.texstyledepots.com/
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
創業期のブランドの悩みの一つに「テキスタイルの仕入れ」があります。売上
げ規模が小さいブランドにとって、シーズン性のある素材を、適正な価格で、
必要なロットだけ購入するのは困難なことなのですが、
そんな状況を打ち破る、新サービスがスタートしました。
日本最大の繊維専門商社「瀧定大阪」が資本参加しているテキスタイルデポは
学生と創業者にターゲットを絞ったテキスタイル小売り事業を9月より開始し
ました。
1)通常 瀧定のような繊維卸で口座を開くのは審査がたいへんです。という
よりも、個人や零細企業では開けません。その卸から、大手企業と同じよ
うに最新の生地を購入できます。
2)常時1000種類程展示されているサンプルから50cmからのロットで購入
できます。ネット通販も利用できます。
3)学生、創業期のブランドには割引価格が適用されるので、ほぼ大手アパレ
ルのような価格で購入できるそうです。(創業期のブランドについては面
接の上で割引設定をするそうです。)
4)恵比寿駅とガーデンプレースの中間程にある、かなりクオリティの高いギ
ャラリースペースを無料で展示会に使用可能。6掛けで販売委託も可能
※瀧定が手がけるショールームで個展を開くことで、信用力強化にも。
※既に50ブランドが審査を受け、30ブランドが展示予約を入れているそうです。
※3)4)については、社長または店長の審査を受けることになります。
5)独自ルートで縫製業者やサンプル業者を紹介してもらえる(予定)
■詳細はこちらから
http://www.texstyledepots.com/
「台東デザイナーズビレッジの鈴木村長からの紹介で」と、森口社長か猪俣さ
んを訪ねてください。森口社長はこれまで瀧定の営業部隊で、いくつもの人気
ブランドの素材を手がけてきていましたが、ファッション業界の未来を作る若
い人たち向けの仕事がしたいと、個人としてもこの仕事に資金投資して打ち込
んでいる熱い人です。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
6)村長から 出来事から学ぶ人、被害者になる人
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
宇津木えりさんのセミナーの来場してくれた方ありがとうございました。所有
権の都合で、写真はご覧いただけなかったのですが、たいへん参考になったと
いうメールもいただきありがとうございました。
さて、宇津木さんの話で感じたことはいろいろあるのですが、とくに「良いこ
とも、苦しいことも、全て自分の糧(かて)に換えていく前向きのパワー」が
成功の源であったのだろうと思いました。
さて、「自分の人生に起こる出来事には全て意味がある」という言葉があるそ
うです。
仕事をしていても、自分の意に添わない結果、突然の事故やアクシデント、苦
しい環境、人から非難されること、裏切られること、のようなつらい出来事も、
それを「学び」の機会と捉えて、プラスに活かすことが仕事を成功させる上で
大切なのだそうです。
逆に考えると、つらい出来事がおきたときに「この出来事は、自分に何を学ば
せようとしているか」というように客観的に考えることで、自分に欠けている
こと、これからの未来に必要なことに気づくこともあるのです。このくせがつ
くと、つらいことが起こるとチャンスと考えるプラス発想が身に付くそうです。
さて、自分の思い通りに仕事が進まないとき、望む結果が出ないときに、
A)それを自分の責任として受け止めて、反省する人と、
B)その原因を他所に求めて、被害者意識を持って嘆く人
の2通りがいます。
例えば合同展に出展しても、望むような結果がでなかったときに、
出来事から学ぶA)タイプの人は、
自社商品やディスプレイ、営業方法等について、「何が欠けていたから結果が
ついてこなかったのか」を反省し、結果を素直に受け止めることで、次回にも
っと結果を出すための方法を考えていくことができます。
中には人が集まっている人気の出展者に教えを請う人もいます。
結果がでなかったことが、学びになり、自分や仕事のクオリティを高めること
に繋がるのです。まさに出展料が勉強代になります。
しかし、自分を被害者の立場にするB)のタイプの人は
結果が出なかった原因を自分と切り離して考えます。展示会の来場者が少なか
ったから、タイミングが悪い、ブースの場所が悪い、会場の風水が悪い、等々
被害者になっていきます。自社の商品や展示は優れていて、何も悪いこと、足
りないことは無いと考えています。
ですから、もっと良い展示会に出れば結果がでるとか、場所が良ければ結果が
でる、と考えてしまいます。自己分析をしないので、次回に向けての方針が検
討できません。次回も同じ失敗を繰り返します。
同じような条件でも、すばらしい成果を出している出展者があっても、そこか
ら学ぼうという姿勢も持ちません。
また、例えば、自分が指示した仕様と異なる製品を工場が仕上げてきたとき、
被害者の立場で、工場に「直してください」とクレームをつけるだけでは、同
じミスが繰り返される可能性があります。
それを学びと考えるなら、自分の指図が悪かったのか、連絡ミスなのか、納期
が短く急がせたからなのか、相手先が苦手な仕事なのか、原因を考え、それを
改善することで、仕事のクオリティが高まるのです。
また出来事から学ぶ人は、自己責任で仕事をしているので謙虚になるそうです。
出来事を受け止め、それに立ち向かっていくことから強さが生まれます。トラ
ブルから逃げないので信用が高まります。人を惹きつけていきます。まさに経
営者として必要な素養なのではないでしょうか。
そんなの当たり前だよ、という人はきっと経営者として成長している人だろう
と推測します。よかったです。おめでとうございます。
逆に被害者になるタイプの人は、何事にもネガティブになったり、自分を卑下
したり、逆にいつも怒ってばかりだったり、批判的になったりします。ネガテ
ィブに考える人は、やはりネガティブな結果になることが多いようです。
そして結果がでないことを周囲のせいにするので、信頼関係も失うようです。
周囲の影響を受けやすいので、いつも心が安まりません。イライラしたり、不
安になったりしながらの仕事はよけい仕事をつらくしてしまいます。
別の仕事に逃げ道を求めて転職しても失敗するのはこのタイプです。
さて、自分に起きるつらい出来事も(もちろん良い出来事からも)、「この出
来事は自分にとってどのような意味があるのか?」と考えてみてはどうでしょ
う。
私の場合は、理不尽なこと、腹立たしいことがあると、それをバネにするとい
うか、見返してやる、乗り越えてやるという変なパワーがでるようです。
むしろ何事も上手くいって、平穏でいるとダメだと感じます。
*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*
転送歓迎。知り合いのデザイナーにも教えてあげてください。
バックナンバーはこちらから
https://s.blayn.jp/sm3/p/bn/list.php?clientname=tdv&groupNo=all
配信停止・登録内容の変更・新規登録はこちらから
https://s.blayn.jp/sm3/p/f/tf.php?id=tdv
*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*
*発行者 鈴木 淳 jun suzuki
*ファッション創業支援施設 台東デザイナーズビレッジ 村長
suzuki@designers-village.com
http://www.designers-village.com
111-0056東京都台東区小島2-9-10-001
tel.03-3863-7939(村長室)
*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*
編集後記
・先日台東区内の白石さんから段ボール16箱もの布地をいただきました。滋賀
県にお住まいのお母さんが大切に集めていたそうなのですが、病気のため今後
は使うことはできないので、デザビレで有効活用してほしいというのです。
入居者と、先日のセミナー来場者にほとんど残すことなく配ることができ、
贈っていただいた方にも、もらった方にも喜んでもらえました。
・デザビレでは、地元の企業や個人の方から、製造機械や什器や資材、貴重な
資料等いろいろなものをいただきます。廃棄するはずのものを、デザビレでは
有効に活用させてもらっています。ありがとうございます。(鈴木)