<デザビレからのお知らせ 11/17>
2005/11/17 (Thu) 09:00
■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■
TAITO DESIGNERS VILLAGE INFORMATION
■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■
台東デザイナーズビレッジ村長の鈴木淳です。
デザビレでの今年最後のビジネスサポートセミナーは、12月4日(日)台東
ファッションザッカ展の開催に合わせて行うことになりました。
今回はユニークな3人の顔合わせで、どうなることか??私も楽しみです。
当日は、ファッションザッカフェアのデザイン画コンテスト作品の展示や、カ
バンや帽子作りの実演、伝統工芸大賞の一般審査など、デザビレ全館で展示を
行っています。ぜひお越し下さい。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■■■■今回のお知らせ■■■■
1)デザビレ・ビジネスサポートセミナー(特別編)
「ファッションビジネスのツボ」~起業から人気ブランドへのステップ~
12月4日(日)午後2時30分~午後4時頃
2)台東ファッションザッカ展開催
12月2・3・4日 11時~18時(最終日17時まで)
台東デザイナーズビレッジ
3)経営セミナー 「中小製造業のデザイン戦略と知財権」
12月6日(火)
東京都中小企業振興公社 城南地域中小企業振興センター
4)第22回デザイン・フェスタ!開催
11月 26日(土) 27日(日)東京ビッグサイト西ホール
5)MIC起業よろず相談を開始!~あなたのアイデアを一歩ずつ事業化へ~
MINATOインキュベーションセンター
6)村長から 「死の谷」を乗り越える
※ここで紹介する一般情報については、デザイナーズビレッジが内容やクオリ
ティを保証するものではありません。自己責任で情報をご活用ください。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
1)デザビレ・ビジネスサポートセミナー(特別編)
「ファッションビジネスのツボ」~起業から人気ブランドへのステップ~
12月4日(日)午後2時30分~午後4時頃
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
今回のデザビレ・ビジネスサポートセミナーは、「ブランド」を立ち上げ、大
きくしていくことがテーマです。
とくにブランドを開発し、成長させる段階ではいろいろな工夫や配慮が必要に
なってきます。
例えばオンリーワンの分野や商材を開発すること。
理念やビジョンを語って支持してくれる人を増やしていくこと。
自分のブランドを大切に育てるためにスタイルにこだわること。
今回は、経歴も立場も違う3人からお話を聞きながら、その起業やブランド作
りの秘密を探っていこうという試みです。
自分でブランドを立ち上げているデザイナー、製造業者、小売業者、
新たなビジネスを切り開いていく創業者にぜひ聞いて欲しいセミナーです。
(鈴木村長)
■講師
●ミハラヒデアキ氏
建築家、バーのオーナーを経て、自分自身でバッグデザイナーとしてブラ
ンドを立ち上げる一方、バッグデザイナーを育成する「バッグ クラフト
マスタースクール」を主宰、そして最近ピエールカルダンのクリエイテ
ィブディレクターに就任している立場からお話してもらいます。今回のセ
ミナーのコーディネーターもお願いしています。
●藤井治郎氏 スタイル・インデックス(株)(旧ヨシナガ)社長
ポールスミス、イエーガー、ランバン、ピエールカルダン等の著名ブラン
ドを扱う大手バッグ卸として、人気ブランドを扱うため秘訣をお聞きしま
す。
●平野豊宏氏 ハガレックス・ジャパン(有) 社長
大学時代に起業を体験し、その後マーケティング会社に勤務し、町おこし
で全国行脚、その後「ワクワクするコミュニティーを創造する」を企業理
念に再起業。ワールドカップを契機にフェイスペインティング材料ハガレ
ックスを世界に向けて発信。ユニークな起業とブランド作りの体験をお話
していただきます。
■日時 ・12月4日(日) 午後2時30分~午後4時
■場所 ・台東デザイナーズビレッジ会議室
■受講料 ・無料
■定員 ・50名
■主催 ・台東デザイナーズビレッジ・台東区産業部経営支援課
■申込み ・当日参加も可能ですが、座席を確保したい方は事前予約をおす
すめします。
■詳細 申込みはこちらから>>>
http://www.designers-village.com/event/051204/index.html
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2)台東ファッションザッカ展開催
12月2・3・4日 11時~18時(最終日17時まで)
台東デザイナーズビレッジ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
台東区内のファッション関連業種の組合が参加するイベントです。誰でも参加
できますので、ぜひセミナー前後にご見学下さい。
http://www.taito-zakka-fair.jp
■日時 12月2・3・4日 11時~18時(最終日17時まで)
■場所 台東デザイナーズビレッジ
●ファッションセミナー〈80名限定〉 12月2日(金)16:30~18:00
[講師]藤岡篤子氏(ファッションジャーナリスト)
06春夏のパリ・ミラノプレタポルテコレクションのフィルムを見ながら、
ファッションと周辺雑貨トレンドを分析して頂きます。
(事前申込み不要)
●デザイン画コンペティション表彰式 12月3日(土)14:00-15:00
シューズ、バッグ、カバン、ベルト・サスペンダー、帽子のデザイン画コ
ンテストの表彰式。
●パネルディスカッション 12月3日(土)15:00-16:00
(出演予定)・重松理氏 ユナイテッドアローズ会長
・佐々木恵子氏「装苑」編集長・赤嶺勤氏(シューズデザイナー)他
(事前申込み不要)
12月4日(日)
●製品づくり実演 午前の部:11:00~12:00 午後の部:14:00~16:00
台東区が誇るものづくりの現場に触れていただくために、職人の方々の優
れた手の技をご披露します。
・カバン手縫い技術:草ヶ谷茂男氏
・伝統的な英国調製靴技術:横山直人氏(REGAL TOKYO)
・ブレード帽製作:東ハット株式会社
●入賞デザイン画とサンプルの展示
●デザイン画100人展
応募されたデザイン画の中から約100点を選びピンナップします。
●地場産業紹介展
クツ・カバン・バッグ・帽子・ベルト・資材関連など、台東区の地場産業
についてご紹介します。
●「アルティベリー」コレクション展示
台東ブランド「アルティベリー」の06春夏コレクションをご紹介します。
●服飾デザイン専門学校展
台東区ならではのモノづくりにこだわる、服飾デザイン専門学校の生徒の
方々の作品をご紹介します。
・エスペランサ靴学院 ・東京都立足立技術専門学校台東分校
●台東デザイナーズビレッジ展~
台東デザイナーズビレッジに入居しているデザイナーの方々の作品を展示
します。
●地場製品即売会(チャリティーイベント)
12 月2 日(金)~4日(日)11:00~18:00(最終日17時まで)
台東区の企業から提供されたクラフト素材などを、お買い得価格で販売し
ます。
■問い合わせ
台東ファッションフェア事務局
(株式会社アイコニックスシステム内 担当:池田、中嶋)
Tel 03-3464-2211
台東区役所産業部経営支援課 (担当:田村、奥本)
Tel 03-5246-1143
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3)経営セミナー 「中小製造業のデザイン戦略と知財権」
12月6日(火)
東京都中小企業振興公社 城南地域中小企業振興センター
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(以下ホームページから引用)
中小企業が自社独自の新製品開発を目指すとき、どのようにしてデザイン力を
つければよいか、また新製品開発を進めるうえで、知的財産権法をどのように
活用することができるか等の具体的問題について、新製品開発に携わってきた
現職の工業デザイナーが、大企業とは異なる中小企業独自の方法について解説
します。
■日時 12月6日(火)午後1時30分から午後4時30分
■会場 東京都城南地域中小企業振興センター2階 東京都研修室
■所在地 東京都大田区南蒲田1-20-20 (大田区産業プラザPiO内)
■講師 (有)エッチビーアイ代表 大塚 聰
■内容 1.「理論としてのデザイン力」は経営資源の一つ
2. 中小企業の製品開発の特徴-その成功と失敗
3. 知的財産権を製品開発にいかに活用するか
■受講料 無料
■定員 60名
■申込み 詳細はこちらから
http://topic.tokyo-kosha.or.jp/tokyo-kosha/dtdisp.asp?no=5530&var1=jonan
■問い合わせ
(財)東京都中小企業振興公社
城南地域中小企業振興センター 経営支援係
電話 03-3733-6284
e-mail:jonan-k@tokyo-kosha.or.jp
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4)第22回デザイン・フェスタ!開催
11月 26日(土) 27日(日)東京ビッグサイト西ホール
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
(以下ホームページから引用)
オリジナルであれば誰でも参加できるインターナショナルアートイベントで
す。審査もありません。
1994年より始まり毎年2回開催。11年目を迎えました。今回は照明を落したホ
ールをあらたに設け、暗闇を活かした表現の可能性が広がります!西ホール1
階・4階のすべてのスペースを活かした立体的な会場で、デザイン・フェスタ
はよりダイナミックに!第22回へ突入し、さらに変化し続けるデザイン・フェ
スタで、より多くの人、チャンス、発見に出会ってください。
どんなに才能が豊かでも、大きなチャンスはなかなか1人ではつくれません。
しかし大勢が集まり大きなムーブメントを起こすことにより、ひとりひとりの
可能性は無限に拡がります。さらに大きくなったデザイン・フェスタで、より
多くの人、チャンス、発見に出会ってください。あなたの作品に感動するのは
数万人かもしれないし、1人かもしれません。世界中から集まった多くのアー
ティストとその作品に触れることで、お互いの感性を刺激しあい次のステップ
へジャンプ! デザイン・フェスタはすべての人々の思いと共に、大きく時代を
変えていきます!
デザイン・フェスタは、表現するすべての人が主役です。
世界中から集まるアーティストは5,900人以上(3~92歳)! アート・ファッショ
ン・インテリア・サウンド・パフォーマンス・映像・・・・・、年齢・国籍・
ジャンルなど関係なくあらゆる表現が炸裂! 多くの出展者と来場者が会場で出
会い生まれる様々な出来事、ハプニング。デザイン・フェスタの2日間をお見
逃しなく!
<第22回デザイン・フェスタ!!>
■日時2005年 11月 26日(土) 27日(日) 11:00~19:00
■会場 東京ビッグサイト 西1,2,3,4ホール, アトリウム & 屋上展示場
■詳細は
http://www.designfesta.com/jp/index.html
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5)MIC起業よろず相談を開始!~あなたのアイデアを一歩ずつ事業化へ~
MINATOインキュベーションセンター
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MINATOインキュベーションセンター(MIC)では、標記の相談を、
起業を目指して活動している方(個人)を対象に開始します。経営知識を学ぶ
起業セミナーでは解決できない課題について、起業支援者であるインキュベー
ションマネジャーが相談に応じます。相談日は毎週水曜日。相談は無料。詳し
くは以下をご覧ください。
http://www.micim.jp/jp/entry/entry07.html
■問い合わせ先
中小企業基盤整備機構 MINATOインキュベーションセンター
電話:03-5444―8531
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
6)村長から 「死の谷」を乗り越える
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事業の初期投資をしていって、「死の谷」と呼ばれる投資がかさみ、売上げが
あがらない時期が訪れます。ちょうど累積損益グラフを書くと大きな谷になっ
ているので、この名前がついたそうです。
この谷をどうやって乗り切るか、もしくは事業の廃止・変更の判断をするのは
切実な問題です。
資金があるうちに、今の事業が、今後事業として成り立っていくのか感触を得
ていかないと、進むか退くかという判断ができません。
ビジネスとしての才覚や市場が無いのに、今までの投資が無駄になるから、と
さらに投資をして傷口を広げることになります。
公共事業で既に時代遅れのダムなのに、予算をつけてしまったから完成させる
とか、今までの投資が無駄になるから、さらに無駄なお金をかけるということ
になりかねないのです。
あと少しで勝てるかもしれない、とギャンブルを続けてしまうのにも似ている
かもしれません。
ビジネスを始める人は、ほとんどの場合「自分は成功する」と思っています。
だから始めたからには、前に進もうとします。
(確かにある程度の「閾値」を越えるまで投資をしないと、ビジネスは離陸し
ません。)
でも、事業の可能性があるかどうかの判断材料になる「顧客の声」や、バイヤ
ーの客観的な評価が無いとしたら、どうなるのでしょう・・・。
自分だけでは判断がつかないので、ほんとうに追い詰められて、貯金が底をつ
くまで間違った方針や商品で進むことになるかもしれません。
さて、資金が無くなってくると、「余裕」が無くなり、冷静な判断ができなく
なります。萎縮して失敗しないような作戦をとろうとします。
しかし、この追い詰められたときに取ってしまう作戦は多くの場合間違ってい
るような気がしています。
例えば何をするか?というと、「売れているものを作ればよいのだ」という短
絡的な考え方をします。
売れているもの=市場にたくさん出ているもの=競合が激しい商品、です。
売れている商品を、価格を下げて販売するのは大手の戦略です。
また、売れているもののコピーはどんどん市場に溢れます。価格競争、納期競
争になります。体力がある企業でなければ続きません。
零細企業が売れている商品のコピーをしようと思っても、ほとんどの場合負け
てしまいます。
もしくは「売れ残りの心配が無いベーシックなもの」を作ろうと考えます。で
もベーシックなもののように特長が出しにくい商品は、ブランド力と価格力で
左右されます。やはりここでも大手が強いのです。
売れていないときにこそ、冷静に自分が戦う「武器」は何かを見つめなおさな
くてはなりません。
新進デザイナーの場合、デザインの新鮮さや、ブランドの切り口の鮮やかさが
それにあたることが多いのではないでしょうか。
資金が無くなって、後がなくなってきて、胃がキリキリと痛み、将来の不安に
気が重くなってくるときこそ、人まねではなく、他には負けない自分だけの売
り物を見つけて、磨かなくてはなりません。
そして前向きな気持ちにならなくてはなりません。
売上げが上がらなくて焦ってくると、イライラしてきます。イライラしてデザ
インや営業していては、よけい客が離れてしまいます。
焦っていると、見込み客への期待が大きくなってしまうので、成約に結びつか
ないときに余計落胆してしまいます。
私は苦しいときには「この苦しさは、成功の前兆」と前向きに捉えるようにし
ています。そうすると少しは楽になります。
また、先行きが不安なときは、自分を元気づけるように、小さい成功・実績を
積み重ねることが必要です。少しでも売上げをあげて、少人数でも支援してく
れる人を増やし、少しでもブランドにファンが着くように努力していくのです。
一か八かの大きい成功を望んでも、それが適わないことは多いのです。適わな
い経験が続くと人間が卑屈になってしまいます。
辛いときこそ、自分のブランドの実力に自信を持つことは大切です。自分のブ
ランドを貫いていく信念も大切です。
(ただし、客観的な視点を持たない根拠の無い自信=過信では困ります。
過信はやはり冷静な判断を狂わせます。)
死の谷という辛い時期をどう乗り越えるか、
これこそ、デザイナーから経営者に成長していくための試練なのだと思います。
*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*
転送歓迎。知り合いのデザイナーにも教えてあげてください。
バックナンバーはこちらから
https://s.blayn.jp/sm3/p/bn/list.php?clientname=tdv&groupNo=all
配信停止・登録内容の変更・新規登録はこちらから
https://s.blayn.jp/sm3/p/f/tf.php?id=tdv
*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*
*発行者 鈴木 淳 jun suzuki
*ファッション創業支援施設 台東デザイナーズビレッジ 村長
suzuki@designers-village.com
http://www.designers-village.com
111-0056東京都台東区小島2-9-10-001
tel.03-3863-7939(村長室)
*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*
編集後記
最近では、blog(WEB上の日記)を書いている人も増えているようで、速報性
があるので情報ソースとして活用しています。実は「村長から」コラムは、私
が個人的につけているblogをまとめ直して使っています。
さて、このメルマガを読んでいる方でホームページやblogを持っている方がい
れば、デザビレのHPからリンクを貼りますので、ご連絡下さい。(鈴木)
TAITO DESIGNERS VILLAGE INFORMATION
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台東デザイナーズビレッジ村長の鈴木淳です。
デザビレでの今年最後のビジネスサポートセミナーは、12月4日(日)台東
ファッションザッカ展の開催に合わせて行うことになりました。
今回はユニークな3人の顔合わせで、どうなることか??私も楽しみです。
当日は、ファッションザッカフェアのデザイン画コンテスト作品の展示や、カ
バンや帽子作りの実演、伝統工芸大賞の一般審査など、デザビレ全館で展示を
行っています。ぜひお越し下さい。
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■■■■今回のお知らせ■■■■
1)デザビレ・ビジネスサポートセミナー(特別編)
「ファッションビジネスのツボ」~起業から人気ブランドへのステップ~
12月4日(日)午後2時30分~午後4時頃
2)台東ファッションザッカ展開催
12月2・3・4日 11時~18時(最終日17時まで)
台東デザイナーズビレッジ
3)経営セミナー 「中小製造業のデザイン戦略と知財権」
12月6日(火)
東京都中小企業振興公社 城南地域中小企業振興センター
4)第22回デザイン・フェスタ!開催
11月 26日(土) 27日(日)東京ビッグサイト西ホール
5)MIC起業よろず相談を開始!~あなたのアイデアを一歩ずつ事業化へ~
MINATOインキュベーションセンター
6)村長から 「死の谷」を乗り越える
※ここで紹介する一般情報については、デザイナーズビレッジが内容やクオリ
ティを保証するものではありません。自己責任で情報をご活用ください。
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1)デザビレ・ビジネスサポートセミナー(特別編)
「ファッションビジネスのツボ」~起業から人気ブランドへのステップ~
12月4日(日)午後2時30分~午後4時頃
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今回のデザビレ・ビジネスサポートセミナーは、「ブランド」を立ち上げ、大
きくしていくことがテーマです。
とくにブランドを開発し、成長させる段階ではいろいろな工夫や配慮が必要に
なってきます。
例えばオンリーワンの分野や商材を開発すること。
理念やビジョンを語って支持してくれる人を増やしていくこと。
自分のブランドを大切に育てるためにスタイルにこだわること。
今回は、経歴も立場も違う3人からお話を聞きながら、その起業やブランド作
りの秘密を探っていこうという試みです。
自分でブランドを立ち上げているデザイナー、製造業者、小売業者、
新たなビジネスを切り開いていく創業者にぜひ聞いて欲しいセミナーです。
(鈴木村長)
■講師
●ミハラヒデアキ氏
建築家、バーのオーナーを経て、自分自身でバッグデザイナーとしてブラ
ンドを立ち上げる一方、バッグデザイナーを育成する「バッグ クラフト
マスタースクール」を主宰、そして最近ピエールカルダンのクリエイテ
ィブディレクターに就任している立場からお話してもらいます。今回のセ
ミナーのコーディネーターもお願いしています。
●藤井治郎氏 スタイル・インデックス(株)(旧ヨシナガ)社長
ポールスミス、イエーガー、ランバン、ピエールカルダン等の著名ブラン
ドを扱う大手バッグ卸として、人気ブランドを扱うため秘訣をお聞きしま
す。
●平野豊宏氏 ハガレックス・ジャパン(有) 社長
大学時代に起業を体験し、その後マーケティング会社に勤務し、町おこし
で全国行脚、その後「ワクワクするコミュニティーを創造する」を企業理
念に再起業。ワールドカップを契機にフェイスペインティング材料ハガレ
ックスを世界に向けて発信。ユニークな起業とブランド作りの体験をお話
していただきます。
■日時 ・12月4日(日) 午後2時30分~午後4時
■場所 ・台東デザイナーズビレッジ会議室
■受講料 ・無料
■定員 ・50名
■主催 ・台東デザイナーズビレッジ・台東区産業部経営支援課
■申込み ・当日参加も可能ですが、座席を確保したい方は事前予約をおす
すめします。
■詳細 申込みはこちらから>>>
http://www.designers-village.com/event/051204/index.html
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2)台東ファッションザッカ展開催
12月2・3・4日 11時~18時(最終日17時まで)
台東デザイナーズビレッジ
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台東区内のファッション関連業種の組合が参加するイベントです。誰でも参加
できますので、ぜひセミナー前後にご見学下さい。
http://www.taito-zakka-fair.jp
■日時 12月2・3・4日 11時~18時(最終日17時まで)
■場所 台東デザイナーズビレッジ
●ファッションセミナー〈80名限定〉 12月2日(金)16:30~18:00
[講師]藤岡篤子氏(ファッションジャーナリスト)
06春夏のパリ・ミラノプレタポルテコレクションのフィルムを見ながら、
ファッションと周辺雑貨トレンドを分析して頂きます。
(事前申込み不要)
●デザイン画コンペティション表彰式 12月3日(土)14:00-15:00
シューズ、バッグ、カバン、ベルト・サスペンダー、帽子のデザイン画コ
ンテストの表彰式。
●パネルディスカッション 12月3日(土)15:00-16:00
(出演予定)・重松理氏 ユナイテッドアローズ会長
・佐々木恵子氏「装苑」編集長・赤嶺勤氏(シューズデザイナー)他
(事前申込み不要)
12月4日(日)
●製品づくり実演 午前の部:11:00~12:00 午後の部:14:00~16:00
台東区が誇るものづくりの現場に触れていただくために、職人の方々の優
れた手の技をご披露します。
・カバン手縫い技術:草ヶ谷茂男氏
・伝統的な英国調製靴技術:横山直人氏(REGAL TOKYO)
・ブレード帽製作:東ハット株式会社
●入賞デザイン画とサンプルの展示
●デザイン画100人展
応募されたデザイン画の中から約100点を選びピンナップします。
●地場産業紹介展
クツ・カバン・バッグ・帽子・ベルト・資材関連など、台東区の地場産業
についてご紹介します。
●「アルティベリー」コレクション展示
台東ブランド「アルティベリー」の06春夏コレクションをご紹介します。
●服飾デザイン専門学校展
台東区ならではのモノづくりにこだわる、服飾デザイン専門学校の生徒の
方々の作品をご紹介します。
・エスペランサ靴学院 ・東京都立足立技術専門学校台東分校
●台東デザイナーズビレッジ展~
台東デザイナーズビレッジに入居しているデザイナーの方々の作品を展示
します。
●地場製品即売会(チャリティーイベント)
12 月2 日(金)~4日(日)11:00~18:00(最終日17時まで)
台東区の企業から提供されたクラフト素材などを、お買い得価格で販売し
ます。
■問い合わせ
台東ファッションフェア事務局
(株式会社アイコニックスシステム内 担当:池田、中嶋)
Tel 03-3464-2211
台東区役所産業部経営支援課 (担当:田村、奥本)
Tel 03-5246-1143
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
3)経営セミナー 「中小製造業のデザイン戦略と知財権」
12月6日(火)
東京都中小企業振興公社 城南地域中小企業振興センター
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(以下ホームページから引用)
中小企業が自社独自の新製品開発を目指すとき、どのようにしてデザイン力を
つければよいか、また新製品開発を進めるうえで、知的財産権法をどのように
活用することができるか等の具体的問題について、新製品開発に携わってきた
現職の工業デザイナーが、大企業とは異なる中小企業独自の方法について解説
します。
■日時 12月6日(火)午後1時30分から午後4時30分
■会場 東京都城南地域中小企業振興センター2階 東京都研修室
■所在地 東京都大田区南蒲田1-20-20 (大田区産業プラザPiO内)
■講師 (有)エッチビーアイ代表 大塚 聰
■内容 1.「理論としてのデザイン力」は経営資源の一つ
2. 中小企業の製品開発の特徴-その成功と失敗
3. 知的財産権を製品開発にいかに活用するか
■受講料 無料
■定員 60名
■申込み 詳細はこちらから
http://topic.tokyo-kosha.or.jp/tokyo-kosha/dtdisp.asp?no=5530&var1=jonan
■問い合わせ
(財)東京都中小企業振興公社
城南地域中小企業振興センター 経営支援係
電話 03-3733-6284
e-mail:jonan-k@tokyo-kosha.or.jp
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4)第22回デザイン・フェスタ!開催
11月 26日(土) 27日(日)東京ビッグサイト西ホール
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
(以下ホームページから引用)
オリジナルであれば誰でも参加できるインターナショナルアートイベントで
す。審査もありません。
1994年より始まり毎年2回開催。11年目を迎えました。今回は照明を落したホ
ールをあらたに設け、暗闇を活かした表現の可能性が広がります!西ホール1
階・4階のすべてのスペースを活かした立体的な会場で、デザイン・フェスタ
はよりダイナミックに!第22回へ突入し、さらに変化し続けるデザイン・フェ
スタで、より多くの人、チャンス、発見に出会ってください。
どんなに才能が豊かでも、大きなチャンスはなかなか1人ではつくれません。
しかし大勢が集まり大きなムーブメントを起こすことにより、ひとりひとりの
可能性は無限に拡がります。さらに大きくなったデザイン・フェスタで、より
多くの人、チャンス、発見に出会ってください。あなたの作品に感動するのは
数万人かもしれないし、1人かもしれません。世界中から集まった多くのアー
ティストとその作品に触れることで、お互いの感性を刺激しあい次のステップ
へジャンプ! デザイン・フェスタはすべての人々の思いと共に、大きく時代を
変えていきます!
デザイン・フェスタは、表現するすべての人が主役です。
世界中から集まるアーティストは5,900人以上(3~92歳)! アート・ファッショ
ン・インテリア・サウンド・パフォーマンス・映像・・・・・、年齢・国籍・
ジャンルなど関係なくあらゆる表現が炸裂! 多くの出展者と来場者が会場で出
会い生まれる様々な出来事、ハプニング。デザイン・フェスタの2日間をお見
逃しなく!
<第22回デザイン・フェスタ!!>
■日時2005年 11月 26日(土) 27日(日) 11:00~19:00
■会場 東京ビッグサイト 西1,2,3,4ホール, アトリウム & 屋上展示場
■詳細は
http://www.designfesta.com/jp/index.html
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5)MIC起業よろず相談を開始!~あなたのアイデアを一歩ずつ事業化へ~
MINATOインキュベーションセンター
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
MINATOインキュベーションセンター(MIC)では、標記の相談を、
起業を目指して活動している方(個人)を対象に開始します。経営知識を学ぶ
起業セミナーでは解決できない課題について、起業支援者であるインキュベー
ションマネジャーが相談に応じます。相談日は毎週水曜日。相談は無料。詳し
くは以下をご覧ください。
http://www.micim.jp/jp/entry/entry07.html
■問い合わせ先
中小企業基盤整備機構 MINATOインキュベーションセンター
電話:03-5444―8531
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
6)村長から 「死の谷」を乗り越える
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
事業の初期投資をしていって、「死の谷」と呼ばれる投資がかさみ、売上げが
あがらない時期が訪れます。ちょうど累積損益グラフを書くと大きな谷になっ
ているので、この名前がついたそうです。
この谷をどうやって乗り切るか、もしくは事業の廃止・変更の判断をするのは
切実な問題です。
資金があるうちに、今の事業が、今後事業として成り立っていくのか感触を得
ていかないと、進むか退くかという判断ができません。
ビジネスとしての才覚や市場が無いのに、今までの投資が無駄になるから、と
さらに投資をして傷口を広げることになります。
公共事業で既に時代遅れのダムなのに、予算をつけてしまったから完成させる
とか、今までの投資が無駄になるから、さらに無駄なお金をかけるということ
になりかねないのです。
あと少しで勝てるかもしれない、とギャンブルを続けてしまうのにも似ている
かもしれません。
ビジネスを始める人は、ほとんどの場合「自分は成功する」と思っています。
だから始めたからには、前に進もうとします。
(確かにある程度の「閾値」を越えるまで投資をしないと、ビジネスは離陸し
ません。)
でも、事業の可能性があるかどうかの判断材料になる「顧客の声」や、バイヤ
ーの客観的な評価が無いとしたら、どうなるのでしょう・・・。
自分だけでは判断がつかないので、ほんとうに追い詰められて、貯金が底をつ
くまで間違った方針や商品で進むことになるかもしれません。
さて、資金が無くなってくると、「余裕」が無くなり、冷静な判断ができなく
なります。萎縮して失敗しないような作戦をとろうとします。
しかし、この追い詰められたときに取ってしまう作戦は多くの場合間違ってい
るような気がしています。
例えば何をするか?というと、「売れているものを作ればよいのだ」という短
絡的な考え方をします。
売れているもの=市場にたくさん出ているもの=競合が激しい商品、です。
売れている商品を、価格を下げて販売するのは大手の戦略です。
また、売れているもののコピーはどんどん市場に溢れます。価格競争、納期競
争になります。体力がある企業でなければ続きません。
零細企業が売れている商品のコピーをしようと思っても、ほとんどの場合負け
てしまいます。
もしくは「売れ残りの心配が無いベーシックなもの」を作ろうと考えます。で
もベーシックなもののように特長が出しにくい商品は、ブランド力と価格力で
左右されます。やはりここでも大手が強いのです。
売れていないときにこそ、冷静に自分が戦う「武器」は何かを見つめなおさな
くてはなりません。
新進デザイナーの場合、デザインの新鮮さや、ブランドの切り口の鮮やかさが
それにあたることが多いのではないでしょうか。
資金が無くなって、後がなくなってきて、胃がキリキリと痛み、将来の不安に
気が重くなってくるときこそ、人まねではなく、他には負けない自分だけの売
り物を見つけて、磨かなくてはなりません。
そして前向きな気持ちにならなくてはなりません。
売上げが上がらなくて焦ってくると、イライラしてきます。イライラしてデザ
インや営業していては、よけい客が離れてしまいます。
焦っていると、見込み客への期待が大きくなってしまうので、成約に結びつか
ないときに余計落胆してしまいます。
私は苦しいときには「この苦しさは、成功の前兆」と前向きに捉えるようにし
ています。そうすると少しは楽になります。
また、先行きが不安なときは、自分を元気づけるように、小さい成功・実績を
積み重ねることが必要です。少しでも売上げをあげて、少人数でも支援してく
れる人を増やし、少しでもブランドにファンが着くように努力していくのです。
一か八かの大きい成功を望んでも、それが適わないことは多いのです。適わな
い経験が続くと人間が卑屈になってしまいます。
辛いときこそ、自分のブランドの実力に自信を持つことは大切です。自分のブ
ランドを貫いていく信念も大切です。
(ただし、客観的な視点を持たない根拠の無い自信=過信では困ります。
過信はやはり冷静な判断を狂わせます。)
死の谷という辛い時期をどう乗り越えるか、
これこそ、デザイナーから経営者に成長していくための試練なのだと思います。
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転送歓迎。知り合いのデザイナーにも教えてあげてください。
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*発行者 鈴木 淳 jun suzuki
*ファッション創業支援施設 台東デザイナーズビレッジ 村長
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111-0056東京都台東区小島2-9-10-001
tel.03-3863-7939(村長室)
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編集後記
最近では、blog(WEB上の日記)を書いている人も増えているようで、速報性
があるので情報ソースとして活用しています。実は「村長から」コラムは、私
が個人的につけているblogをまとめ直して使っています。
さて、このメルマガを読んでいる方でホームページやblogを持っている方がい
れば、デザビレのHPからリンクを貼りますので、ご連絡下さい。(鈴木)