<デザビレからのお知らせ 12/02>
2005/12/02 (Fri) 10:00
■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■
TAITO DESIGNERS VILLAGE INFORMATION
■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■
台東デザイナーズビレッジ村長の鈴木淳です。
今年も残すところ後一ヶ月!!(気絶)本当に時間が経つのは早いです。
いよいよ本日より台東ファッションザッカ展がデザビレ全館を利用して開催
されます。ファッションザッカフェアのデザイン画コンテスト作品の展示や、
カバンや帽子作りの実演、伝統工芸大賞の一般審査など、デザビレ全館で展示
を行っています。セミナー等も3日間毎日行っています。
さてこのイベントですが、台東区内に事務所がある東都製靴工業協同組合、東
京都靴卸協同組合、東京靴見本市協会、社団法人東京鞄協会、協同組合東京ハ
ンドバッグ協会、協同組合東京帽子協会、東京服装ベルト工業協同組合、協同
組合資材連、東京洋装雑貨工業協同組合等の協力で実施されます。
このように各種団体が揃うことからも、台東区ってやはりファッション雑貨産
業の拠点なのですね。
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■■■■今回のお知らせ■■■■
1)デザビレ・ビジネスサポートセミナー (再掲載)
「ファッションビジネスのツボ」~起業から人気ブランドへのステップ~
12月4日(日)午後2時30分~午後4時頃
2)台東ファッションザッカ展開催 (再掲載)
12月2・3・4日 11時~18時(最終日17時まで)
台東デザイナーズビレッジ
3)第9回繊維総合見本市 ジャパン・クリエ-ション2006開催
12月7日(水)~9日(金) 東京ビッグサイト 東ホール
4)「ピギーズスペシャル」ピッグスキンファッションショー
ジャパンクリエーション会場内特設ステージ
12月8日(木)9日(金)11:00~
5)村長から 好きなことを仕事にする
※ここで紹介する一般情報については、デザイナーズビレッジが内容やクオリ
ティを保証するものではありません。自己責任で情報をご活用ください。
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1)デザビレ・ビジネスサポートセミナー(特別編)
「ファッションビジネスのツボ」~起業から人気ブランドへのステップ~
12月4日(日)午後2時30分~午後4時頃
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
いよいよ今週日曜日にセミナーを開催します。
既に定員を越える申し込みがありますが、本日一杯に事前予約をいただいた方
の席は確保しておきます。
今回は、申し込みなしの当日参加でもOKです。お友達も誘ってみてください。
今回のデザビレ・ビジネスサポートセミナーは、「ブランド」を立ち上げ、大
きくしていくことがテーマです。
とくにブランドを開発し、成長させる段階ではいろいろな工夫や配慮が必要に
なってきます。
例えばオンリーワンの分野や商材を開発すること。
理念やビジョンを語って支持してくれる人を増やしていくこと。
自分のブランドを大切に育てるためにスタイルにこだわること。
今回は、経歴も立場も違う3人からお話を聞きながら、その起業やブランド作
りの秘密を探っていこうという試みです。どういうことになるか楽しみです。
(鈴木村長)
■講師
●ミハラヒデアキ氏
建築家、バーのオーナーを経て、自分自身でバッグデザイナーとしてブラ
ンドを立ち上げる一方、バッグデザイナーを育成する「バッグ クラフト
マスタースクール」を主宰、そして最近ピエールカルダンのクリエイテ
ィブディレクターに就任している立場からお話してもらいます。今回のセ
ミナーのコーディネーターもお願いしています。
●藤井治郎氏 スタイル・インデックス(株)(旧ヨシナガ)社長
ポールスミス、イエーガー、ランバン、ピエールカルダン等の著名ブラン
ドを扱う大手バッグ卸として、人気ブランドを扱うため秘訣をお聞きしま
す。
●平野豊宏氏 ハガレックス・ジャパン(有) 社長
大学時代に起業を体験し、その後マーケティング会社に勤務し、町おこし
で全国行脚、その後「ワクワクするコミュニティーを創造する」を企業理
念に再起業。ワールドカップを契機にフェイスペインティング材料ハガレ
ックスを世界に向けて発信。ユニークな起業とブランド作りの体験をお話
していただきます。
■日時 ・12月4日(日) 午後2時30分~午後4時
■場所 ・台東デザイナーズビレッジ会議室
■受講料 ・無料
■定員 ・50名
■主催 ・台東デザイナーズビレッジ・台東区産業部経営支援課
■申込み ・当日参加も可能ですが、座席を確保したい方は事前予約をおす
すめします。
■詳細 申込みはこちらから>>>
http://www.designers-village.com/event/051204/index.html
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2)台東ファッションザッカ展開催
12月2・3・4日 11時~18時(最終日17時まで)
台東デザイナーズビレッジ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
台東区内のファッション関連業種の組合が参加するイベントです。誰でも参加
できますので、ぜひセミナー前後にご見学下さい。
http://www.taito-zakka-fair.jp
■日時 12月2・3・4日 11時~18時(最終日17時まで)
■場所 台東デザイナーズビレッジ
●ファッションセミナー〈80名限定〉 12月2日(金)16:30~18:00
[講師]藤岡篤子氏(ファッションジャーナリスト)
06春夏のパリ・ミラノプレタポルテコレクションのフィルムを見ながら、
ファッションと周辺雑貨トレンドを分析して頂きます。
(事前申込み不要)
●デザイン画コンペティション表彰式 12月3日(土)14:00-15:00
シューズ、バッグ、カバン、ベルト・サスペンダー、帽子のデザイン画コ
ンテストの表彰式。
●パネルディスカッション 12月3日(土)15:00-16:00
(出演予定)・重松理氏 ユナイテッドアローズ会長
・佐々木恵子氏「装苑」編集長・赤嶺勤氏(シューズデザイナー)他
(事前申込み不要)
12月4日(日)
●製品づくり実演 午前の部:11:00~12:00 午後の部:14:00~16:00
台東区が誇るものづくりの現場に触れていただくために、職人の方々の優
れた手の技をご披露します。
・カバン手縫い技術:草ヶ谷茂男氏
・伝統的な英国調製靴技術:横山直人氏(REGAL TOKYO)
・ブレード帽製作:東ハット株式会社
●入賞デザイン画とサンプルの展示
●デザイン画100人展
応募されたデザイン画の中から約100点を選びピンナップします。
●地場産業紹介展
クツ・カバン・バッグ・帽子・ベルト・資材関連など、台東区の地場産業
についてご紹介します。
●「アルティベリー」コレクション展示
台東ブランド「アルティベリー」の06春夏コレクションをご紹介します。
●服飾デザイン専門学校展
台東区ならではのモノづくりにこだわる、服飾デザイン専門学校の生徒の
方々の作品をご紹介します。
・エスペランサ靴学院 ・東京都立足立技術専門学校台東分校
●台東デザイナーズビレッジ展~
台東デザイナーズビレッジに入居しているデザイナーの方々の作品を展示
します。
●地場製品即売会(チャリティーイベント)
12 月2 日(金)~4日(日)11:00~18:00(最終日17時まで)
台東区の企業から提供されたクラフト素材などを、お買い得価格で販売し
ます。
■問い合わせ
台東ファッションフェア事務局
(株式会社アイコニックスシステム内 担当:池田、中嶋)
Tel 03-3464-2211
台東区役所産業部経営支援課 (担当:田村、奥本)
Tel 03-5246-1143
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3)第9回繊維総合見本市 ジャパン・クリエ-ション2006開催
12月7日(水)~9日(金) 東京ビッグサイト 東ホール
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
3日間で6万人が来場する国内最大の素材総合見本市「ジャパンクリエーショ
ン2006」が開催されます。ほぼ全国の素材産地が集結し、それぞれが特長ある
素材をアピールします。
とくに斬新な提案があるテキスタイルコンテストと、各ゾーン毎に設置され素
材傾向が掴めるプロモーションコーナーは必見です。
クリエーターにとっては、素材を見るだけではなく、実際に素材製造に関わる
企業と直接情報交換ができる貴重な機会です。
●テキスタイルゾーン:綿、麻、絹、化合繊、羊毛、ニット、編レース、
紡績・撚糸、染色整理、プリント、後加工
●製品ゾーン :ニット、タオル、OEM対応
●服飾・繊維関連ゾーン:服飾資材・雑貨、皮革・毛皮、情報・IT、機械
●JQ(ジャパン・クオリティ)クリエーターズゾーン
:テキスタイル、製品、繊維関連アイテム
■日時:12月7日(水)~9日(金)10:00~18:00(最終日は17:00まで)
■会場:東京ビッグサイト 東1・2・3ホール
■主催:ジャパン・クリエーション実行委員会
■後援:経済産業省、独立行政法人中小企業基盤整備機構
■入場料:一般1000円 学生500円
※招待状は、「ジャパン・クリエーション2006出展者」を通しての配布となり
ます。
※12月4日ビジネスサポートセミナー時に10名分招待状をお渡しできます。希
望の方は当日鈴木村長まで。
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4)「ピギーズスペシャル」ピッグスキンファッションショー
ジャパンクリエーション会場内特設ステージ
12月8日(木)11:00~ 9日(金)11:00~
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
毎回ジャパンクリエーションで最も観客を集め、通路にまで人が溢れるショー。
今回は、人気のDRESSCAMPとatoに衣裳制作をお願いしていますから、さら
に話題になること間違い無しです。
会場に直接お越し下さい。(ジャパンクリエーション入場券が必要です)
※このピッグスキンショーおよびステージ横の東京レザーブースは私(鈴木)
が展示、販促、ショー衣裳等のお手伝いしています。
テキスタイルコンテストではこのブースから3社が入選、うち1社が特別賞を
受賞。ちょっとスゴイと思いませんか!
さて、TOKYO LEATHER(ピッグスキン)は、食肉の副産物として、日本で唯一
自給自足できる革素材であり、全国の7割が東京で生産されています。
ピッグスキンは軽くて丈夫、加工しやすい素材ですが、牛革に比べて面積が小
さく、また表面に特徴的な毛穴模様があるため、用途が限定されてしまいがち
です。そのピッグスキンをファッション素材としてアピールし、需要を拡大す
るためにファッションショーを開催します。
■日時:2005.12.8(木)11:00~ 9(金)11:00~
■会場 ジャパンクリエーション 特設ステージ
■ショーの構成
●1部 学生とのコラボレーション
財団法人東京都専修学校各種学校協会に加盟する都内専修学校各種学校
13校の生徒によって制作され、各学校によって代表として選出された衣
裳48作品を発表します。
●2部 人気デザイナーとのコラボレーション
東京コレクションでも人気の「ato」松本与さん、
「ドレスキャンプ」岩谷俊和さんによって制作された衣裳30点を発表。
一部の衣裳は先日開催された東京コレクションでも披露されました。
■デザイナープロフィール
●松本 与 ATO
1993年 「アトウ」を設立オリジナルウエアーの製造、販売を開始
同時に南青山にフラッグショップをオープン
1994年 95SSより東京にてメンズコレクションを発表
1999年 99AWより海外にて販売を開始
CVDC(パリ)で展示会を開催
2000年 01SSよりパリにてメンズコレクションを発表
2003年 04AWより東京にてレディースコレクションを発表
2004年 ato大阪店オープン
●岩谷 俊和 DRESSCAMP
1995年 文化服装学院アパレルデザイン科メンズコース卒業
1996年 株式会社アト・ワンズ(プリントテキスタイル)入社
2002年 同社よりブランド「DRESSCAMP」をスタート
03SSより東京にて毎シーズンコレクションを発表
2004年 第22回毎日ファッション大賞新人賞、資生堂奨励賞受賞
第6回モエ・エ・シャンドン新人デザイナー賞受賞
2005年 南青山に初の直営店をオープン
■学生作品 参加校(50音順)
・大森家政専門学校・織田デザイン専門学校・江東服飾高等専修学校
・専門学校東京メディアアカデミー・専門学校ファッションカレッジ桜丘
・東京田中千代服飾専門学校・ドレスメーカー学院・華服飾専門学校
・文化服装学院・ボヌール服飾デザイナー専門学校・宮川服装専門学校
・目白デザイン専門学校・弥生ファッションデザイン専門学校
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5)村長から 好きなことを仕事にする
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先日デザインフェスタを見てきました。5000組ものいろいろなジャンルのクリ
エーターが作品発表の場として参加しています。
このクリエーター達の若いエネルギーには圧倒されるものがあったのですが、
どうして圧倒されるのか、ということを考えてみました。
私が「これはスゴイな~」と思うものには、どれもその作品を作り出すために
かかった労力の積み重ねと長い試行錯誤の過程が背景にあるものだと気がつき
ました。
小さな人形を圧倒的な数で飾っているブース、ユニークなデザインで練り上げ
られたTシャツ、壁一面の細密に描かれたイラスト、丹念に編み上げられたレ
ース、驚くような場面を捉えた写真・・・・どれも、思いつきだけでは作り上
げることができません。小手先のものでは「欲しい!」と思えるほどにはなら
ないのです。
一つのテーマにこだわって、何度も何度も試行錯誤を繰り返したり、身体が覚
えるまで技術を修練したり、一つの瞬間に出会うために途方も無い時間を費や
したり、ということが見えてくるのです。
単純な線で構成したイラストも、その洗練さに行き着くまでに、手が自然な線
を描けるようになるまで、ずっと描き続けたのでしょう。
どうして、そこまでこだわることができるのだろう、どうして続けることがで
きるのだろう、と考えてみると、答えは簡単です。
「好きなことだから続けられる」のだと思います。
成功している人には「好きなことを仕事にしている」タイプが多いように思い
ます。それは、好きなことをしていると、それにのめり込んで、集中して仕事
を続けることができるからではないでしょうか。のめりこむことで、能力を持
続して発揮することができます。そして好きなことだから、苦労を苦労と思わ
ないのです。
よく「好きなことを仕事にする」ことを「楽(簡単)にできることを仕事にす
る」ことと勘違いする人がいます。辛い仕事が嫌だから、そこから逃げること
を口実に「好きな仕事」をやるべきだというのですが、これは間違いだと思い
ます。楽なこと=好きなこと、というのは、ほんとうにやりたいことが無い人
の考えではないでしょうか?
好きな仕事は必ずしも楽で簡単な仕事ではありません。好きな仕事でも、時に
は重労働や、苦しいことや、疲れること等もあります。しかし、好きな仕事と
いうのは、苦労さえも楽しく感じさせてくれるものではないでしょうか?
苦労も楽しむから、長いこと続けることができて、続けるから仕事が上達し、
洗練されてくるのです。熟練度が高まることで品質も安定して、商品としての
価値も高まるのです。
もちろん仕事ですから、自分に合わない、嫌いな仕事をしている人も多いと思
います。しかしながら、もしデザイナーやクリエイター、そしてファッション
関連商品を扱う製造業なら、できれば好きなことを仕事にしてもらいたいと思
います。
知識だけで作った商品と、自分が好きでコダワリ抜いて作った商品では、お客
様の感じ方も異なってきます。
楽しみながらライフスタイルやファッションスタイルの提案をしている商品は
お客様の共感を得ることができます。ある種の魅力が溢れているのです。
それがファッション本来の価値に繋がるのではないでしょうか。
売上げが落ちたり、成果が出ないと、最初は好きだった仕事も嫌いになってき
ます。そうすると、余計に魅力的な商品が作れなくなります。
そういう時は、
「自分が本当に好きなことは何なのか」
「何をしているときに夢中になれるのか」
ということを、考えたり、感じたりしてみると良いのかもしれません。
*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*
転送歓迎。知り合いのデザイナーにも教えてあげてください。
バックナンバーはこちらから
https://s.blayn.jp/sm3/p/bn/list.php?clientname=tdv&groupNo=all
配信停止・登録内容の変更・新規登録はこちらから
https://s.blayn.jp/sm3/p/f/tf.php?id=tdv
*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*
*発行者 鈴木 淳 jun suzuki
*ファッション創業支援施設 台東デザイナーズビレッジ 村長
suzuki@designers-village.com
http://www.designers-village.com
111-0056東京都台東区小島2-9-10-001
tel.03-3863-7939(村長室)
*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*
編集後記
今回の台東ファッションザッカ展の片隅で行われる「デザビレ入居者展示」で
すが、台東区役所の島田さん(いつもセミナーの受付にいるスタイルが良くて、
動きと話し方がユニークな女性です)が、企画から飾り付けまでかんばって準
備しました。ご覧になったら感想などお寄せ下さい。彼女に転送します。
さて本日から3日間、どれだけの人に来ていただけるでしょう。楽しみです。
(鈴木)
TAITO DESIGNERS VILLAGE INFORMATION
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台東デザイナーズビレッジ村長の鈴木淳です。
今年も残すところ後一ヶ月!!(気絶)本当に時間が経つのは早いです。
いよいよ本日より台東ファッションザッカ展がデザビレ全館を利用して開催
されます。ファッションザッカフェアのデザイン画コンテスト作品の展示や、
カバンや帽子作りの実演、伝統工芸大賞の一般審査など、デザビレ全館で展示
を行っています。セミナー等も3日間毎日行っています。
さてこのイベントですが、台東区内に事務所がある東都製靴工業協同組合、東
京都靴卸協同組合、東京靴見本市協会、社団法人東京鞄協会、協同組合東京ハ
ンドバッグ協会、協同組合東京帽子協会、東京服装ベルト工業協同組合、協同
組合資材連、東京洋装雑貨工業協同組合等の協力で実施されます。
このように各種団体が揃うことからも、台東区ってやはりファッション雑貨産
業の拠点なのですね。
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■■■■今回のお知らせ■■■■
1)デザビレ・ビジネスサポートセミナー (再掲載)
「ファッションビジネスのツボ」~起業から人気ブランドへのステップ~
12月4日(日)午後2時30分~午後4時頃
2)台東ファッションザッカ展開催 (再掲載)
12月2・3・4日 11時~18時(最終日17時まで)
台東デザイナーズビレッジ
3)第9回繊維総合見本市 ジャパン・クリエ-ション2006開催
12月7日(水)~9日(金) 東京ビッグサイト 東ホール
4)「ピギーズスペシャル」ピッグスキンファッションショー
ジャパンクリエーション会場内特設ステージ
12月8日(木)9日(金)11:00~
5)村長から 好きなことを仕事にする
※ここで紹介する一般情報については、デザイナーズビレッジが内容やクオリ
ティを保証するものではありません。自己責任で情報をご活用ください。
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1)デザビレ・ビジネスサポートセミナー(特別編)
「ファッションビジネスのツボ」~起業から人気ブランドへのステップ~
12月4日(日)午後2時30分~午後4時頃
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
いよいよ今週日曜日にセミナーを開催します。
既に定員を越える申し込みがありますが、本日一杯に事前予約をいただいた方
の席は確保しておきます。
今回は、申し込みなしの当日参加でもOKです。お友達も誘ってみてください。
今回のデザビレ・ビジネスサポートセミナーは、「ブランド」を立ち上げ、大
きくしていくことがテーマです。
とくにブランドを開発し、成長させる段階ではいろいろな工夫や配慮が必要に
なってきます。
例えばオンリーワンの分野や商材を開発すること。
理念やビジョンを語って支持してくれる人を増やしていくこと。
自分のブランドを大切に育てるためにスタイルにこだわること。
今回は、経歴も立場も違う3人からお話を聞きながら、その起業やブランド作
りの秘密を探っていこうという試みです。どういうことになるか楽しみです。
(鈴木村長)
■講師
●ミハラヒデアキ氏
建築家、バーのオーナーを経て、自分自身でバッグデザイナーとしてブラ
ンドを立ち上げる一方、バッグデザイナーを育成する「バッグ クラフト
マスタースクール」を主宰、そして最近ピエールカルダンのクリエイテ
ィブディレクターに就任している立場からお話してもらいます。今回のセ
ミナーのコーディネーターもお願いしています。
●藤井治郎氏 スタイル・インデックス(株)(旧ヨシナガ)社長
ポールスミス、イエーガー、ランバン、ピエールカルダン等の著名ブラン
ドを扱う大手バッグ卸として、人気ブランドを扱うため秘訣をお聞きしま
す。
●平野豊宏氏 ハガレックス・ジャパン(有) 社長
大学時代に起業を体験し、その後マーケティング会社に勤務し、町おこし
で全国行脚、その後「ワクワクするコミュニティーを創造する」を企業理
念に再起業。ワールドカップを契機にフェイスペインティング材料ハガレ
ックスを世界に向けて発信。ユニークな起業とブランド作りの体験をお話
していただきます。
■日時 ・12月4日(日) 午後2時30分~午後4時
■場所 ・台東デザイナーズビレッジ会議室
■受講料 ・無料
■定員 ・50名
■主催 ・台東デザイナーズビレッジ・台東区産業部経営支援課
■申込み ・当日参加も可能ですが、座席を確保したい方は事前予約をおす
すめします。
■詳細 申込みはこちらから>>>
http://www.designers-village.com/event/051204/index.html
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2)台東ファッションザッカ展開催
12月2・3・4日 11時~18時(最終日17時まで)
台東デザイナーズビレッジ
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台東区内のファッション関連業種の組合が参加するイベントです。誰でも参加
できますので、ぜひセミナー前後にご見学下さい。
http://www.taito-zakka-fair.jp
■日時 12月2・3・4日 11時~18時(最終日17時まで)
■場所 台東デザイナーズビレッジ
●ファッションセミナー〈80名限定〉 12月2日(金)16:30~18:00
[講師]藤岡篤子氏(ファッションジャーナリスト)
06春夏のパリ・ミラノプレタポルテコレクションのフィルムを見ながら、
ファッションと周辺雑貨トレンドを分析して頂きます。
(事前申込み不要)
●デザイン画コンペティション表彰式 12月3日(土)14:00-15:00
シューズ、バッグ、カバン、ベルト・サスペンダー、帽子のデザイン画コ
ンテストの表彰式。
●パネルディスカッション 12月3日(土)15:00-16:00
(出演予定)・重松理氏 ユナイテッドアローズ会長
・佐々木恵子氏「装苑」編集長・赤嶺勤氏(シューズデザイナー)他
(事前申込み不要)
12月4日(日)
●製品づくり実演 午前の部:11:00~12:00 午後の部:14:00~16:00
台東区が誇るものづくりの現場に触れていただくために、職人の方々の優
れた手の技をご披露します。
・カバン手縫い技術:草ヶ谷茂男氏
・伝統的な英国調製靴技術:横山直人氏(REGAL TOKYO)
・ブレード帽製作:東ハット株式会社
●入賞デザイン画とサンプルの展示
●デザイン画100人展
応募されたデザイン画の中から約100点を選びピンナップします。
●地場産業紹介展
クツ・カバン・バッグ・帽子・ベルト・資材関連など、台東区の地場産業
についてご紹介します。
●「アルティベリー」コレクション展示
台東ブランド「アルティベリー」の06春夏コレクションをご紹介します。
●服飾デザイン専門学校展
台東区ならではのモノづくりにこだわる、服飾デザイン専門学校の生徒の
方々の作品をご紹介します。
・エスペランサ靴学院 ・東京都立足立技術専門学校台東分校
●台東デザイナーズビレッジ展~
台東デザイナーズビレッジに入居しているデザイナーの方々の作品を展示
します。
●地場製品即売会(チャリティーイベント)
12 月2 日(金)~4日(日)11:00~18:00(最終日17時まで)
台東区の企業から提供されたクラフト素材などを、お買い得価格で販売し
ます。
■問い合わせ
台東ファッションフェア事務局
(株式会社アイコニックスシステム内 担当:池田、中嶋)
Tel 03-3464-2211
台東区役所産業部経営支援課 (担当:田村、奥本)
Tel 03-5246-1143
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3)第9回繊維総合見本市 ジャパン・クリエ-ション2006開催
12月7日(水)~9日(金) 東京ビッグサイト 東ホール
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3日間で6万人が来場する国内最大の素材総合見本市「ジャパンクリエーショ
ン2006」が開催されます。ほぼ全国の素材産地が集結し、それぞれが特長ある
素材をアピールします。
とくに斬新な提案があるテキスタイルコンテストと、各ゾーン毎に設置され素
材傾向が掴めるプロモーションコーナーは必見です。
クリエーターにとっては、素材を見るだけではなく、実際に素材製造に関わる
企業と直接情報交換ができる貴重な機会です。
●テキスタイルゾーン:綿、麻、絹、化合繊、羊毛、ニット、編レース、
紡績・撚糸、染色整理、プリント、後加工
●製品ゾーン :ニット、タオル、OEM対応
●服飾・繊維関連ゾーン:服飾資材・雑貨、皮革・毛皮、情報・IT、機械
●JQ(ジャパン・クオリティ)クリエーターズゾーン
:テキスタイル、製品、繊維関連アイテム
■日時:12月7日(水)~9日(金)10:00~18:00(最終日は17:00まで)
■会場:東京ビッグサイト 東1・2・3ホール
■主催:ジャパン・クリエーション実行委員会
■後援:経済産業省、独立行政法人中小企業基盤整備機構
■入場料:一般1000円 学生500円
※招待状は、「ジャパン・クリエーション2006出展者」を通しての配布となり
ます。
※12月4日ビジネスサポートセミナー時に10名分招待状をお渡しできます。希
望の方は当日鈴木村長まで。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
4)「ピギーズスペシャル」ピッグスキンファッションショー
ジャパンクリエーション会場内特設ステージ
12月8日(木)11:00~ 9日(金)11:00~
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毎回ジャパンクリエーションで最も観客を集め、通路にまで人が溢れるショー。
今回は、人気のDRESSCAMPとatoに衣裳制作をお願いしていますから、さら
に話題になること間違い無しです。
会場に直接お越し下さい。(ジャパンクリエーション入場券が必要です)
※このピッグスキンショーおよびステージ横の東京レザーブースは私(鈴木)
が展示、販促、ショー衣裳等のお手伝いしています。
テキスタイルコンテストではこのブースから3社が入選、うち1社が特別賞を
受賞。ちょっとスゴイと思いませんか!
さて、TOKYO LEATHER(ピッグスキン)は、食肉の副産物として、日本で唯一
自給自足できる革素材であり、全国の7割が東京で生産されています。
ピッグスキンは軽くて丈夫、加工しやすい素材ですが、牛革に比べて面積が小
さく、また表面に特徴的な毛穴模様があるため、用途が限定されてしまいがち
です。そのピッグスキンをファッション素材としてアピールし、需要を拡大す
るためにファッションショーを開催します。
■日時:2005.12.8(木)11:00~ 9(金)11:00~
■会場 ジャパンクリエーション 特設ステージ
■ショーの構成
●1部 学生とのコラボレーション
財団法人東京都専修学校各種学校協会に加盟する都内専修学校各種学校
13校の生徒によって制作され、各学校によって代表として選出された衣
裳48作品を発表します。
●2部 人気デザイナーとのコラボレーション
東京コレクションでも人気の「ato」松本与さん、
「ドレスキャンプ」岩谷俊和さんによって制作された衣裳30点を発表。
一部の衣裳は先日開催された東京コレクションでも披露されました。
■デザイナープロフィール
●松本 与 ATO
1993年 「アトウ」を設立オリジナルウエアーの製造、販売を開始
同時に南青山にフラッグショップをオープン
1994年 95SSより東京にてメンズコレクションを発表
1999年 99AWより海外にて販売を開始
CVDC(パリ)で展示会を開催
2000年 01SSよりパリにてメンズコレクションを発表
2003年 04AWより東京にてレディースコレクションを発表
2004年 ato大阪店オープン
●岩谷 俊和 DRESSCAMP
1995年 文化服装学院アパレルデザイン科メンズコース卒業
1996年 株式会社アト・ワンズ(プリントテキスタイル)入社
2002年 同社よりブランド「DRESSCAMP」をスタート
03SSより東京にて毎シーズンコレクションを発表
2004年 第22回毎日ファッション大賞新人賞、資生堂奨励賞受賞
第6回モエ・エ・シャンドン新人デザイナー賞受賞
2005年 南青山に初の直営店をオープン
■学生作品 参加校(50音順)
・大森家政専門学校・織田デザイン専門学校・江東服飾高等専修学校
・専門学校東京メディアアカデミー・専門学校ファッションカレッジ桜丘
・東京田中千代服飾専門学校・ドレスメーカー学院・華服飾専門学校
・文化服装学院・ボヌール服飾デザイナー専門学校・宮川服装専門学校
・目白デザイン専門学校・弥生ファッションデザイン専門学校
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5)村長から 好きなことを仕事にする
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先日デザインフェスタを見てきました。5000組ものいろいろなジャンルのクリ
エーターが作品発表の場として参加しています。
このクリエーター達の若いエネルギーには圧倒されるものがあったのですが、
どうして圧倒されるのか、ということを考えてみました。
私が「これはスゴイな~」と思うものには、どれもその作品を作り出すために
かかった労力の積み重ねと長い試行錯誤の過程が背景にあるものだと気がつき
ました。
小さな人形を圧倒的な数で飾っているブース、ユニークなデザインで練り上げ
られたTシャツ、壁一面の細密に描かれたイラスト、丹念に編み上げられたレ
ース、驚くような場面を捉えた写真・・・・どれも、思いつきだけでは作り上
げることができません。小手先のものでは「欲しい!」と思えるほどにはなら
ないのです。
一つのテーマにこだわって、何度も何度も試行錯誤を繰り返したり、身体が覚
えるまで技術を修練したり、一つの瞬間に出会うために途方も無い時間を費や
したり、ということが見えてくるのです。
単純な線で構成したイラストも、その洗練さに行き着くまでに、手が自然な線
を描けるようになるまで、ずっと描き続けたのでしょう。
どうして、そこまでこだわることができるのだろう、どうして続けることがで
きるのだろう、と考えてみると、答えは簡単です。
「好きなことだから続けられる」のだと思います。
成功している人には「好きなことを仕事にしている」タイプが多いように思い
ます。それは、好きなことをしていると、それにのめり込んで、集中して仕事
を続けることができるからではないでしょうか。のめりこむことで、能力を持
続して発揮することができます。そして好きなことだから、苦労を苦労と思わ
ないのです。
よく「好きなことを仕事にする」ことを「楽(簡単)にできることを仕事にす
る」ことと勘違いする人がいます。辛い仕事が嫌だから、そこから逃げること
を口実に「好きな仕事」をやるべきだというのですが、これは間違いだと思い
ます。楽なこと=好きなこと、というのは、ほんとうにやりたいことが無い人
の考えではないでしょうか?
好きな仕事は必ずしも楽で簡単な仕事ではありません。好きな仕事でも、時に
は重労働や、苦しいことや、疲れること等もあります。しかし、好きな仕事と
いうのは、苦労さえも楽しく感じさせてくれるものではないでしょうか?
苦労も楽しむから、長いこと続けることができて、続けるから仕事が上達し、
洗練されてくるのです。熟練度が高まることで品質も安定して、商品としての
価値も高まるのです。
もちろん仕事ですから、自分に合わない、嫌いな仕事をしている人も多いと思
います。しかしながら、もしデザイナーやクリエイター、そしてファッション
関連商品を扱う製造業なら、できれば好きなことを仕事にしてもらいたいと思
います。
知識だけで作った商品と、自分が好きでコダワリ抜いて作った商品では、お客
様の感じ方も異なってきます。
楽しみながらライフスタイルやファッションスタイルの提案をしている商品は
お客様の共感を得ることができます。ある種の魅力が溢れているのです。
それがファッション本来の価値に繋がるのではないでしょうか。
売上げが落ちたり、成果が出ないと、最初は好きだった仕事も嫌いになってき
ます。そうすると、余計に魅力的な商品が作れなくなります。
そういう時は、
「自分が本当に好きなことは何なのか」
「何をしているときに夢中になれるのか」
ということを、考えたり、感じたりしてみると良いのかもしれません。
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転送歓迎。知り合いのデザイナーにも教えてあげてください。
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*発行者 鈴木 淳 jun suzuki
*ファッション創業支援施設 台東デザイナーズビレッジ 村長
suzuki@designers-village.com
http://www.designers-village.com
111-0056東京都台東区小島2-9-10-001
tel.03-3863-7939(村長室)
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編集後記
今回の台東ファッションザッカ展の片隅で行われる「デザビレ入居者展示」で
すが、台東区役所の島田さん(いつもセミナーの受付にいるスタイルが良くて、
動きと話し方がユニークな女性です)が、企画から飾り付けまでかんばって準
備しました。ご覧になったら感想などお寄せ下さい。彼女に転送します。
さて本日から3日間、どれだけの人に来ていただけるでしょう。楽しみです。
(鈴木)