<デザビレからのお知らせ 01/10>
2006/01/10 (Tue) 16:05
■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■
TAITO DESIGNERS VILLAGE INFORMATION
■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■
あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。
台東デザイナーズビレッジ村長の鈴木淳です。
今年もしばらく好景気が続きそうです。景気が良いと、革新的なブランドが成
長していくことが多いように思います。
今まで実力を蓄えていたブランドも、今年は伸びるチャンスです。そのために
は、圧倒的なオリジナリティが大事です。今市場にあるものをセンス良く編集
するだけではなく、コンセプトやアイテム、商品など「革新的な新しさ」とい
うこと挑戦してみてください。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■■■■今回のお知らせ■■■■
1)活力アップセミナー2006(皮革・製品トレンドセミナー)
2006年1月23日(月)台東デザイナーズビレッジ会議室
2)IFF(インターナショナル・ファッション・フェア)開催
2006年1月18日(水)~20日(金)東京ビッグサイト
3)第73回東京レザーフェア開催
2006年1月19日、20日 都立産業貿易センター台東館
4)平成18年度中小繊維製造事業者自立事業の公募説明会開催(全国)
5)中小繊維製造事業者自立事業企画立案等支援アドバイス事業
1月16日~申込み受付開始
6)村長から 「商品を売る」のではなく「お得意様を作ること」
※ここで紹介する一般情報については、デザイナーズビレッジが内容やクオリ
ティを保証するものではありません。自己責任で情報をご活用ください。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
1)東京都・東京製革業産地振興協議会
活力アップセミナー2006(皮革・製品トレンドセミナー)
2006年1月23日(月)台東デザイナーズビレッジ会議室
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
東京都主催のトレンドセミナーです。誰でも無料で参加できます。
(以下抜粋)
今シーズンのトレンドは、ナチュラル傾向を基調にさまざまなティストで展開
します。次シーズンの企画開発の手がかりとなるカラー・素材やシューズ&バ
ッグのトレンド解説を行います。また、第3部の質疑応答のパートでは個別の
質問や相談に対応させていただきます。
06-07秋冬LINEAPELLE素材サンプルを5つのテーマで解説質問のある方には、
質疑応答のかたちでお答えいたします
■日時:平成18年1月23日(月)14:00開場 14:30 開始
■場所:台東デザイナーズビレッジ 会議室
台東区小島2-9-10 旧小島小学校跡
■プログラム
第1部 カラー&素材の傾向 14:30-15:20
06-07秋冬JALFIC COLORによるカラートレンド解説
講師:池田正晴/JALFIC
第2部 シューズ、バッグ、ファション雑貨の傾向15:30-17:00
シューズ・バッグ解説 ベルト、手袋、帽子など周辺雑貨
(参考資料:MICAM、MIPEL、PREMIERE CLASSE)
講師:諸橋利枝・岡村佳子/JALFIC
第3部 質疑応答 17:00-17:30
■定員 50名
■受講料 無料
■主催 東京都・東京製革業産地振興協議会
■申込み
以下の内容を記載の上、FAXまたはメールで申込み
Fax03-3464-2489 ikeda@jalfic.jp
・セミナー名 活力アップセミナー2006
・会社名/業種
・住所
・電話/FAX.
・メールアドレス
・参加者名(複数名可)
■問い合わせ
株式会社アイコニックスシステム JALFIC事務局
活力アップセミナー担当・池田
TEL: 03-3464-2211 FAX: 03-3464-2489
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
2)IFF(インターナショナル・ファッション・フェア)開催
2006年1月18日(水)~20日(金)東京ビッグサイト
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
アパレルおよびシューズ、バッグ、帽子、アクセサリー等の総合見本市IFFが
開催されます。今回も若手クリエーターを集めた「クリエイターズビレッジ」
も併設。勢いのあるデザイナーの作品を見ることができます。
■詳細は
http://www.senken.co.jp/iff/200601/indexj.htm
■日時 2006年1月18日(水)~20日(金)
午前10:00 ~ 午後6:00(最終日は午後5:00 まで)
■会場 東京ビッグサイト(東京国際展示場 西展示棟)
■主催:日本ファッション協会
■企画運営:繊研新聞社
■入場料:無料
■出展社数:600社(予定)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
3)第73回東京レザーフェア開催
2006年1月19日、20日 都立産業貿易センター台東館
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
皮革素材、雑材、副資材等シューズやバッグの材料が一同に揃う見本市です。
デザビレの資材室にもサンプルを提供してくれている「協同組合資材連」が主
催。皮革素材傾向を掴みたいなら必見の展示会です。
■日時 2006年1月19日(木)午前9:00~午後5:00
1月20日(金)午前9:00~午後4:30(入場は4:00まで)
■会場 都立産業貿易センター台東館
■展示 ・トレンドラボラトリー 出展社の一押し素材
・東京レザーフェア学生創作展
■セミナー ・トレンドセミナー19日 午後2時~3時30分
アントネッラベルタニン(リネアペレ トレンド責任者)
■パネルディスカッション ・デザイン教育の現場から素材づくりに提言
20日午後2時~3時30分
■詳細はこちらで確認
http://www.tokyo-leather-fair.ecnet.jp/
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
4)平成18年度中小繊維製造事業者自立事業の公募説明会開催(全国)
東京 2月1日、2日
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
自立支援事業は5年計画の今年は4年目。対象となるのは、繊維、ニット、染
色加工、縫製などを主とした製造業者です。事業費3000万円、助成比率3分の
2が目安となります。毎年練り上げられた申請が出ていますので、次項目のア
ドバイス事業と一緒にご検討下さい。
■詳細はこちらから
http://www.smrj.go.jp/keiei/seni/jiritsu/010914.html
(以下HPから抜粋)
平成18年度中小繊維製造事業者自立事業の公募に先立ち、事業者の方々が
事業計画を考える上で参考となるよう、以下のとおり説明会を開催いたします。
1.説明内容
平成18年度の公募要領(案)及び留意点を解説した冊子をお配りし、それに
基づいて公募要領の説明を行います。また、外部有識者により、平成18年度
に向けた自立事業申請に関するご講演をして頂く予定です。
2.日時、場所
公募説明会日程一覧(全国14箇所・全15回)
3.お申し込み方法
参加ご希望の方は、上記日程一覧から希望日をお選びの上、参加申込書に必
要事項を記入し、FAX又はEメールのいずれかの方法でお申込みください。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
5)中小繊維製造事業者自立事業企画立案等支援アドバイス事業
1月16日~申込み受付開始
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
申請予定の事業の可能性や、実現に向けたアドバイスを実施します。申請書の
書き方などを指導するものではありません。ちなみにアドバイザーと審査員は
別になり、審査に公平性を持たせています。
■詳細はこちらで確認のこと
http://www.smrj.go.jp/keiei/seni/jiritsu/007095.html
(以下HPから抜粋)
中小機構においては、中小繊維製造事業者が行う自立事業の企画立案等に対
する支援を行うためのアドバイス事業を下記のとおり実施してまいります。
1.趣旨
自立事業計画の質の向上を図るため、事業計画立案に関するアドバイスを無
料にて実施いたします。(旅費は自己負担となります。)
2.スケジュール
1月16日(月曜)アドバイス申込み受付開始
1月23日(月曜)アドバイス開始
3月3日(金曜)アドバイス受付終了
3月24日(金曜)アドバイス終了
(平成18年7月以降に受付再開予定)
3.申込者について
アドバイスを受けることができるのは、川中の中小繊維製造事業者の方です。
実際にアドバイスを受けるのは代表取締役社長としますが、担当専務、担当
部長、共同申請者となり得る事業者の同席は可能です。(代表取締役社長が出
席できない特別な理由がある場合は、中小機構にご相談ください。)
4.アドバイス内容
アドバイスは(1)を中心に行いますが、既に高いレベルの事業計画を立案
されている方に対しては、(2)のアドバイスも必要に応じて行います。
(1)事業計画の実現可能性に関するアドバイス
(例)
・川中の中小繊維製造事業者が主体的に実施する事業であること
・事業者自身の身の丈にあった計画内容であること
・既存事業との違いを明確にすること 等
(2)事業計画をビジネスとして高いレベルで実現するためのアドバイス
(例)
・販路、外部専門人材等について適切な評価をする
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
6)村長から 「商品を売る」のではなく「お得意様を作ること」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
今回から何回になるかわかりませんが、ブランドとビジネスについて、私の考
え方を少ずつお伝えしていこうかと思います。
売上げ目標とか、事業計画という言葉に対して、拒絶反応を起こすデザイナー
や製造業者は多いようです。
「私は、売上げよりも自分で納得するデザインをすることが大事」とか
「ファッションを分かっていない人に限って売上げのことばかり言う」といい
ます。デザインが良ければ、商品が売れて、その結果として売上げがついてく
るのだから、売上げのことばかり言ってもダメだという考え方のようです。
しかし、この「商品が売れる」という前提は正しいものでしょうか?
皆さんのご両親や上司が仕事をしてきた高度経済成長期やバブル期というのは、
需要が供給を上回っていました。この時期にビジネスを経験した人には、商品
は作れば売れるもの、無理やり売り込めば売れるものという意識が根強くあり
ます。売れないのは根性が足りないから、という考え方をする人さえいます。
作れば作るだけ売れたので、競合相手やお客様のことをあまり考えずに済みま
した。「誰が買っているのか、わからないけれど、売れればいい」のです。
しかし、状況が変わった現在、商品は作っても、それだけでは売れないものに
なりました。お客様は既にタンスから溢れるほど商品を持っていて、何かしら
処分しないと、新しいものも買うスペースも無い状況です。既に何も買わなく
ても困らない生活ができると言ってもいいでしょう。
さらに、広告やちらしは信用されず、売り込もうとすればするほど、お客様が
拒絶するようになっています。デザインが多少良いくらいでは、なかなか売れ
ないのです。
このように、過去と現在では全く逆の状況になっているですが、このことを理
解できない、したくない人も少なくありません。しかし、作るだけでは売れな
いという前提でビジネスは考えなくてはなりません。
従来は商品を作れば売れたので、作ってから売れる場所を探すという「商品を
売り込む」競争でした。
また「売上げ=商品単価×個数」として表されていました。この数字を見ても
お客様のことはわからないですし、何をしたら良いかもわかりません。
(だから事業計画は意味が無い、などと思われてしまうのです。)
しかし、現在ではビジネスとは、自社商品を購入してくれる「お客様」を集め
る競争になっているともいえます。どんなに商品があっても、購入してくれる
お客様がいなければビジネスには成り立ちません。購入意欲のあるお客様がい
ることがビジネスの成否をわけるのです。
そうすると「売上げ=購入客数×購入額×リピート率」というもう一つの数字
のほうが重要になります。商品ではなくお客様に焦点をあてて考えるのです。
こうすると、売上げをあげるためには
・購入客数を増やす
・購入単価を上げる
・リピート率を高める
という方法を考えていけばよいことがわかります。(具体策は次回以降)
さて、このお客様中心に売上げを考えるということは、2005年の3月のメルマ
ガで別の形で触れています。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ほとんどの企業やデザイナーでは、このブランドイメージ形成過程を理解し
ないままに、「著名店での取り扱い=ブランドイメージ」だと考えています。
しかし、ここが大きな間違いで、ブランドイメージ=「顧客×その顧客が持つ
イメージ(熱中度や愛着度)」の総和だと考えてください。
(熱狂的なファン)+(固定客)+(たまに購入)+(なんとなく好意)+
(嫌い)のそれぞれが持つイメージを足していったものです。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
この(熱狂的なファン)+(固定客)+(たまに購入)+(なんとなく好意)
+(嫌い)というのは、お客様毎のリピート率や客単価をあらわしているとも
いえます。
つまり、ブランド作りと売上げは「お客様」を基準に考えると、ほぼ同様のこ
となのです。
お客様毎の購入額の総額→売上げ
お客様毎のイメージの総和→ブランド
まさに表裏一体です。
さて、今回の表題は「お得意様」としています。お客様とちょっとニュアンス
が違います。それは、お客様のうち、とくに購入額とリピート率が高いお客様、
つまり熱狂的なファンを「お得意様」と表現しているのです。
(熱狂的なファンがいることは成功するブランドの条件です。)
売上げでもブランド作りでも、長い期間、自社の商品を優先して購入してくれ
る人=「お得意様」の数こそが重要なのです。
自社商品を好きな人のサークルを作りあげるというイメージがわかりやすいか
もしれません。
どうやって、このお得意様(熱狂的なファン)を増やしていくか、ということ
を考えていくのが、売上げをあげるための基本であり、その結果としてお客様
のマインドの中にイメージが醸成され、ブランドとなっていくのです。
事業計画というのは、実は「お客様づくり」のプランであり、お客様を見
つける、探す、育てる、喜ばせる・・・そのために商品や、販促、営業などを
どのように活用していくかを考えることです。
もちろんデザインも、お客様を獲得するために、どのように活かすか、という
視点が大事です。
*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*
転送歓迎。知り合いのデザイナーにも教えてあげてください。
バックナンバーはこちらから
https://s.blayn.jp/sm3/p/bn/list.php?clientname=tdv&groupNo=all
配信停止・登録内容の変更・新規登録はこちらから
https://s.blayn.jp/sm3/p/f/tf.php?id=tdv
*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*
*発行者 鈴木 淳 jun suzuki
*ファッション創業支援施設 台東デザイナーズビレッジ 村長
suzuki@designers-village.com
http://www.designers-village.com
111-0056東京都台東区小島2-9-10-001
tel.03-3863-7939(村長室)
*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*
編集後記
ものすごい寒波に襲われている今日この頃ですが、風邪が流行っているようで
す。私も連休は風邪を引いて寝込んでしまいました。
風邪を引いたらとにかく温かくして、あまりモノを食べないほうがいいそうで
す。体温が一度上がると白血球の働きが2倍になるそうです。私はさらにビタミ
ンをたくさん取るようにしました。(鈴木)
TAITO DESIGNERS VILLAGE INFORMATION
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あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。
台東デザイナーズビレッジ村長の鈴木淳です。
今年もしばらく好景気が続きそうです。景気が良いと、革新的なブランドが成
長していくことが多いように思います。
今まで実力を蓄えていたブランドも、今年は伸びるチャンスです。そのために
は、圧倒的なオリジナリティが大事です。今市場にあるものをセンス良く編集
するだけではなく、コンセプトやアイテム、商品など「革新的な新しさ」とい
うこと挑戦してみてください。
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■■■■今回のお知らせ■■■■
1)活力アップセミナー2006(皮革・製品トレンドセミナー)
2006年1月23日(月)台東デザイナーズビレッジ会議室
2)IFF(インターナショナル・ファッション・フェア)開催
2006年1月18日(水)~20日(金)東京ビッグサイト
3)第73回東京レザーフェア開催
2006年1月19日、20日 都立産業貿易センター台東館
4)平成18年度中小繊維製造事業者自立事業の公募説明会開催(全国)
5)中小繊維製造事業者自立事業企画立案等支援アドバイス事業
1月16日~申込み受付開始
6)村長から 「商品を売る」のではなく「お得意様を作ること」
※ここで紹介する一般情報については、デザイナーズビレッジが内容やクオリ
ティを保証するものではありません。自己責任で情報をご活用ください。
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1)東京都・東京製革業産地振興協議会
活力アップセミナー2006(皮革・製品トレンドセミナー)
2006年1月23日(月)台東デザイナーズビレッジ会議室
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東京都主催のトレンドセミナーです。誰でも無料で参加できます。
(以下抜粋)
今シーズンのトレンドは、ナチュラル傾向を基調にさまざまなティストで展開
します。次シーズンの企画開発の手がかりとなるカラー・素材やシューズ&バ
ッグのトレンド解説を行います。また、第3部の質疑応答のパートでは個別の
質問や相談に対応させていただきます。
06-07秋冬LINEAPELLE素材サンプルを5つのテーマで解説質問のある方には、
質疑応答のかたちでお答えいたします
■日時:平成18年1月23日(月)14:00開場 14:30 開始
■場所:台東デザイナーズビレッジ 会議室
台東区小島2-9-10 旧小島小学校跡
■プログラム
第1部 カラー&素材の傾向 14:30-15:20
06-07秋冬JALFIC COLORによるカラートレンド解説
講師:池田正晴/JALFIC
第2部 シューズ、バッグ、ファション雑貨の傾向15:30-17:00
シューズ・バッグ解説 ベルト、手袋、帽子など周辺雑貨
(参考資料:MICAM、MIPEL、PREMIERE CLASSE)
講師:諸橋利枝・岡村佳子/JALFIC
第3部 質疑応答 17:00-17:30
■定員 50名
■受講料 無料
■主催 東京都・東京製革業産地振興協議会
■申込み
以下の内容を記載の上、FAXまたはメールで申込み
Fax03-3464-2489 ikeda@jalfic.jp
・セミナー名 活力アップセミナー2006
・会社名/業種
・住所
・電話/FAX.
・メールアドレス
・参加者名(複数名可)
■問い合わせ
株式会社アイコニックスシステム JALFIC事務局
活力アップセミナー担当・池田
TEL: 03-3464-2211 FAX: 03-3464-2489
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2)IFF(インターナショナル・ファッション・フェア)開催
2006年1月18日(水)~20日(金)東京ビッグサイト
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
アパレルおよびシューズ、バッグ、帽子、アクセサリー等の総合見本市IFFが
開催されます。今回も若手クリエーターを集めた「クリエイターズビレッジ」
も併設。勢いのあるデザイナーの作品を見ることができます。
■詳細は
http://www.senken.co.jp/iff/200601/indexj.htm
■日時 2006年1月18日(水)~20日(金)
午前10:00 ~ 午後6:00(最終日は午後5:00 まで)
■会場 東京ビッグサイト(東京国際展示場 西展示棟)
■主催:日本ファッション協会
■企画運営:繊研新聞社
■入場料:無料
■出展社数:600社(予定)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
3)第73回東京レザーフェア開催
2006年1月19日、20日 都立産業貿易センター台東館
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
皮革素材、雑材、副資材等シューズやバッグの材料が一同に揃う見本市です。
デザビレの資材室にもサンプルを提供してくれている「協同組合資材連」が主
催。皮革素材傾向を掴みたいなら必見の展示会です。
■日時 2006年1月19日(木)午前9:00~午後5:00
1月20日(金)午前9:00~午後4:30(入場は4:00まで)
■会場 都立産業貿易センター台東館
■展示 ・トレンドラボラトリー 出展社の一押し素材
・東京レザーフェア学生創作展
■セミナー ・トレンドセミナー19日 午後2時~3時30分
アントネッラベルタニン(リネアペレ トレンド責任者)
■パネルディスカッション ・デザイン教育の現場から素材づくりに提言
20日午後2時~3時30分
■詳細はこちらで確認
http://www.tokyo-leather-fair.ecnet.jp/
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
4)平成18年度中小繊維製造事業者自立事業の公募説明会開催(全国)
東京 2月1日、2日
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
自立支援事業は5年計画の今年は4年目。対象となるのは、繊維、ニット、染
色加工、縫製などを主とした製造業者です。事業費3000万円、助成比率3分の
2が目安となります。毎年練り上げられた申請が出ていますので、次項目のア
ドバイス事業と一緒にご検討下さい。
■詳細はこちらから
http://www.smrj.go.jp/keiei/seni/jiritsu/010914.html
(以下HPから抜粋)
平成18年度中小繊維製造事業者自立事業の公募に先立ち、事業者の方々が
事業計画を考える上で参考となるよう、以下のとおり説明会を開催いたします。
1.説明内容
平成18年度の公募要領(案)及び留意点を解説した冊子をお配りし、それに
基づいて公募要領の説明を行います。また、外部有識者により、平成18年度
に向けた自立事業申請に関するご講演をして頂く予定です。
2.日時、場所
公募説明会日程一覧(全国14箇所・全15回)
3.お申し込み方法
参加ご希望の方は、上記日程一覧から希望日をお選びの上、参加申込書に必
要事項を記入し、FAX又はEメールのいずれかの方法でお申込みください。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
5)中小繊維製造事業者自立事業企画立案等支援アドバイス事業
1月16日~申込み受付開始
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申請予定の事業の可能性や、実現に向けたアドバイスを実施します。申請書の
書き方などを指導するものではありません。ちなみにアドバイザーと審査員は
別になり、審査に公平性を持たせています。
■詳細はこちらで確認のこと
http://www.smrj.go.jp/keiei/seni/jiritsu/007095.html
(以下HPから抜粋)
中小機構においては、中小繊維製造事業者が行う自立事業の企画立案等に対
する支援を行うためのアドバイス事業を下記のとおり実施してまいります。
1.趣旨
自立事業計画の質の向上を図るため、事業計画立案に関するアドバイスを無
料にて実施いたします。(旅費は自己負担となります。)
2.スケジュール
1月16日(月曜)アドバイス申込み受付開始
1月23日(月曜)アドバイス開始
3月3日(金曜)アドバイス受付終了
3月24日(金曜)アドバイス終了
(平成18年7月以降に受付再開予定)
3.申込者について
アドバイスを受けることができるのは、川中の中小繊維製造事業者の方です。
実際にアドバイスを受けるのは代表取締役社長としますが、担当専務、担当
部長、共同申請者となり得る事業者の同席は可能です。(代表取締役社長が出
席できない特別な理由がある場合は、中小機構にご相談ください。)
4.アドバイス内容
アドバイスは(1)を中心に行いますが、既に高いレベルの事業計画を立案
されている方に対しては、(2)のアドバイスも必要に応じて行います。
(1)事業計画の実現可能性に関するアドバイス
(例)
・川中の中小繊維製造事業者が主体的に実施する事業であること
・事業者自身の身の丈にあった計画内容であること
・既存事業との違いを明確にすること 等
(2)事業計画をビジネスとして高いレベルで実現するためのアドバイス
(例)
・販路、外部専門人材等について適切な評価をする
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6)村長から 「商品を売る」のではなく「お得意様を作ること」
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今回から何回になるかわかりませんが、ブランドとビジネスについて、私の考
え方を少ずつお伝えしていこうかと思います。
売上げ目標とか、事業計画という言葉に対して、拒絶反応を起こすデザイナー
や製造業者は多いようです。
「私は、売上げよりも自分で納得するデザインをすることが大事」とか
「ファッションを分かっていない人に限って売上げのことばかり言う」といい
ます。デザインが良ければ、商品が売れて、その結果として売上げがついてく
るのだから、売上げのことばかり言ってもダメだという考え方のようです。
しかし、この「商品が売れる」という前提は正しいものでしょうか?
皆さんのご両親や上司が仕事をしてきた高度経済成長期やバブル期というのは、
需要が供給を上回っていました。この時期にビジネスを経験した人には、商品
は作れば売れるもの、無理やり売り込めば売れるものという意識が根強くあり
ます。売れないのは根性が足りないから、という考え方をする人さえいます。
作れば作るだけ売れたので、競合相手やお客様のことをあまり考えずに済みま
した。「誰が買っているのか、わからないけれど、売れればいい」のです。
しかし、状況が変わった現在、商品は作っても、それだけでは売れないものに
なりました。お客様は既にタンスから溢れるほど商品を持っていて、何かしら
処分しないと、新しいものも買うスペースも無い状況です。既に何も買わなく
ても困らない生活ができると言ってもいいでしょう。
さらに、広告やちらしは信用されず、売り込もうとすればするほど、お客様が
拒絶するようになっています。デザインが多少良いくらいでは、なかなか売れ
ないのです。
このように、過去と現在では全く逆の状況になっているですが、このことを理
解できない、したくない人も少なくありません。しかし、作るだけでは売れな
いという前提でビジネスは考えなくてはなりません。
従来は商品を作れば売れたので、作ってから売れる場所を探すという「商品を
売り込む」競争でした。
また「売上げ=商品単価×個数」として表されていました。この数字を見ても
お客様のことはわからないですし、何をしたら良いかもわかりません。
(だから事業計画は意味が無い、などと思われてしまうのです。)
しかし、現在ではビジネスとは、自社商品を購入してくれる「お客様」を集め
る競争になっているともいえます。どんなに商品があっても、購入してくれる
お客様がいなければビジネスには成り立ちません。購入意欲のあるお客様がい
ることがビジネスの成否をわけるのです。
そうすると「売上げ=購入客数×購入額×リピート率」というもう一つの数字
のほうが重要になります。商品ではなくお客様に焦点をあてて考えるのです。
こうすると、売上げをあげるためには
・購入客数を増やす
・購入単価を上げる
・リピート率を高める
という方法を考えていけばよいことがわかります。(具体策は次回以降)
さて、このお客様中心に売上げを考えるということは、2005年の3月のメルマ
ガで別の形で触れています。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ほとんどの企業やデザイナーでは、このブランドイメージ形成過程を理解し
ないままに、「著名店での取り扱い=ブランドイメージ」だと考えています。
しかし、ここが大きな間違いで、ブランドイメージ=「顧客×その顧客が持つ
イメージ(熱中度や愛着度)」の総和だと考えてください。
(熱狂的なファン)+(固定客)+(たまに購入)+(なんとなく好意)+
(嫌い)のそれぞれが持つイメージを足していったものです。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
この(熱狂的なファン)+(固定客)+(たまに購入)+(なんとなく好意)
+(嫌い)というのは、お客様毎のリピート率や客単価をあらわしているとも
いえます。
つまり、ブランド作りと売上げは「お客様」を基準に考えると、ほぼ同様のこ
となのです。
お客様毎の購入額の総額→売上げ
お客様毎のイメージの総和→ブランド
まさに表裏一体です。
さて、今回の表題は「お得意様」としています。お客様とちょっとニュアンス
が違います。それは、お客様のうち、とくに購入額とリピート率が高いお客様、
つまり熱狂的なファンを「お得意様」と表現しているのです。
(熱狂的なファンがいることは成功するブランドの条件です。)
売上げでもブランド作りでも、長い期間、自社の商品を優先して購入してくれ
る人=「お得意様」の数こそが重要なのです。
自社商品を好きな人のサークルを作りあげるというイメージがわかりやすいか
もしれません。
どうやって、このお得意様(熱狂的なファン)を増やしていくか、ということ
を考えていくのが、売上げをあげるための基本であり、その結果としてお客様
のマインドの中にイメージが醸成され、ブランドとなっていくのです。
事業計画というのは、実は「お客様づくり」のプランであり、お客様を見
つける、探す、育てる、喜ばせる・・・そのために商品や、販促、営業などを
どのように活用していくかを考えることです。
もちろんデザインも、お客様を獲得するために、どのように活かすか、という
視点が大事です。
*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*
転送歓迎。知り合いのデザイナーにも教えてあげてください。
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*発行者 鈴木 淳 jun suzuki
*ファッション創業支援施設 台東デザイナーズビレッジ 村長
suzuki@designers-village.com
http://www.designers-village.com
111-0056東京都台東区小島2-9-10-001
tel.03-3863-7939(村長室)
*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*
編集後記
ものすごい寒波に襲われている今日この頃ですが、風邪が流行っているようで
す。私も連休は風邪を引いて寝込んでしまいました。
風邪を引いたらとにかく温かくして、あまりモノを食べないほうがいいそうで
す。体温が一度上がると白血球の働きが2倍になるそうです。私はさらにビタミ
ンをたくさん取るようにしました。(鈴木)