<デザビレからのお知らせ 06/01>
2006/06/01 (Thu) 11:00
■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■
TAITO DESIGNERS VILLAGE INFORMATION
■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■
こんにちは、村長の鈴木です。梅雨の前の気持ちが良い季節ですね。
皆さんに業務連絡です。来春のデザビレ第2期入居の募集要項を8月20日頃に
発表することが決まりました。現在、細かい規約などを調整しています。
デザビレのような創業支援施設は、年数回事業報告の提出と面接が義務だし、
さらに地域貢献をしたり、他の入居者と仲良くしなければいけないし、
見学と言って部屋を覗かれ、施設使用のルールが守れないと退去勧告と、
面倒なことだらけで自由にオフィスを使いたい人には、向いていません。
自分はどのようなスタイルで仕事をしたいのか、考えてみてください。
9月から説明会や施設見学会も予定していますので、問合せなどはしばらく
ご遠慮下さい。できるだけ公平に情報提供したいと思います。
というか、メルマガが配信されている人だけ、少し有利ですけど・・・。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■■■■今回のお知らせ■■■■
1)第74回東京レザーフェア 2007年春夏コレクション
6月22日、23日 都立産業貿易センター
2)「all about スタイルストア」つくり手モールオープン
デザビレからも多数出展&つくり手募集
3)J-SHOES 2006 JINCA+J-SHOES UNITED JOINT EXHIBITION
6月6日~8日 浅草タテマツビル6Fショールーム
シューズのインキュベーション&ネットワークによる展示会
4)J-SHOES UNITED 靴作りのネットワーク組織 会員募集中
5)テンフォレスト 手作りシルバーアクセサリー講座
アートクレイシルバーで作るリーフペンダント
6月28日 台東デザイナーズビレッジ
6)村長から ここでがんばれないのに、他で上手くいくわけがない
※ここで紹介する一般情報については、デザイナーズビレッジが内容やクオ
リティを保証するものではありません。自己責任で情報をご活用ください。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
1)第74回東京レザーフェア 2007年春夏コレクション
6月22日、23日 都立産業貿易センター
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
皮革関連素材の見本市、第74回東京レザーフェアが開催されます。様々な素材
を一覧できる機会ですのでぜひご覧になってください。またセミナーではドレ
スキャンプの岩谷さんの講演もあります。
ちなみに、今、村長室には、昨年のジャパンクリエーションのファッションシ
ョー用にドレスキャンプに制作依頼したレザーウエアが飾ってあります。東京
のピッグスキン業界の素材を用いたものです。
フリンジとスワロフスキーがたくさんついていてゴージャスな印象です。
■日時 2006年6月22日(木)9時~17時
6月23日(金)9時~16時30分
■場所 都立産業貿易センター台東館
東京都台東区花川戸2-6-5 会期中TEL03-3844-6187
■出展 51社7団体
■主催 協同組合資材連
■トレンドラボラトリー 出展社の一押し素材をテーマ別に編集
■東京レザーフェア学生創作展
シューズ・バッグ・ベルトその他(参加10校)
入賞作品はイタリア・リネアペレ展で展示
■トレンドセミナー
6月22日(木)14時~15時30分
Summer2007 COLOURS MATERIALS SHAPES and MORE
リネアペレトレンドセレクション総責任者
アントネッラ・ベルタニン
6月23日(金)14時~15時30分
次世代クリエーションとファッションビジネスの予兆
ゲスト ドレスキャンプデザイナー 岩谷俊和氏
進行 長谷川功氏
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
2)「all about スタイルストア」つくり手モールオープン
デザビレからも多数出展&つくり手募集
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
(以下プレスリリースより)
株式会社オールアバウトは、オンラインセレクトショップ「All Aboutスタイル
ストア」のオープン一周年を機にサイトをリニューアルし、ものづくりの専門
家(=「つくり手」)である「クリエイター」「職人」「デザイナー」などを
ネットワークして、こだわりの商品が自律的に集まる仕組みを導入します。
また、これに先駆け、50人以上の「つくり手」たちによるブログの公開と手
がけた商品の販売を開始。合わせて、新たな「つくり手」の募集をWeb上で
開始いたします。
オールアバウトでは、ものづくりのプロである「つくり手」をネットワークし、
生産量は少ないが伝統的な製法を用いた商品や、未発掘のクリエイターによる
優良な製品、職人が原材料にこだわって作るスイーツなど、全国のこだわりの
逸品を販売いたします。「つくり手」が手がけた商品は、「アドバイザリーボ
ード」と呼ばれる審査機関でガイドをはじめとするプロたちによって目利きさ
れ、一定基準を満たした商品のみがll Abooutスタイルストアで3ヶ月間限定
販売されます。その後、販売数や将来性・独自性などにより、有望なものは定
番商品としてストア内で販売が継続されたり、All Aboout内で看板商品として
紹介されたりする仕組みです。(ここまで引用)
http://stylestore.allabout.co.jp/
■デザビレからは
101号室カンミ
202号室香
206号室エムピウ
207号室コケット
208号室テンフォレスト
209号室インフデザインオフィス
210号室グリ
214号室サルコ
というメンバーが出展しています。どうぞご覧下さい。
http://stylestore.allabout.co.jp/
出展社の募集は お知らせ 欄から探してください。
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3)J-SHOES 2006 JINCA+J-SHOES UNITED JOINT EXHIBITION
6月6日~8日 浅草タテマツビル6Fショールーム
シューズのインキュベーション&ネットワークによる展示会
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
(以下紹介パンフより)
新しい日本の靴の世界を作っていくステップとしてJ-SHOES CREATIONをテーマ
に、あちこちに点在して頑張っている若い靴仲間が一同に開催する展示会を開
催したいと思います。
インキュベートオフィス「JINCA」に入居する人とグループ、ネットワーク組織
「J-SHOES UNITED」の参加メンバー、プロ志望の学生、働きつつ自作の靴作り
を続けている人・・全ての靴仲間のの明日を拓くための展示会です。
■日時 2006年6月6日~8日 10時~18時
■会場 浅草タテマツビル6Fショールーム
■問合せ シューフィル
東京都台東区浅草7-3-6タテマツビル1F
電話03-5603-0721 FAX03-5603-0722
j-shoes@shoephile.co.jp
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
4)J-SHOES UNITED 靴作りのネットワーク組織 会員募集中
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
シューズを中心とするインキュベーションオフィスJINCAを設立した雑誌シュ
ーフィル編集部がさらに企業と個人を結ぶネットワーク組織をスタートさせま
した。
J-SHOES CREATIONをテーマに個人事業者、企業従事者、デザイナー、学生など
の「個」のつながりをつくるネットワーク組織です。一方で小ロット生産に対
応するメーカー、材料業者、加工業者などのネットワークも形成します。
現在会員募集中です。(インキュベーションオフィスJINCAの入居者も募集中)
■活動内容
・個人会員相互の交流
・展示会開催
・業界情報の提供
・生産や販売、仕入れの協業化
・プレス活動
・各種セミナーの開催
・店舗開発と市場創造
■個人会員
足と靴に関連する仕事に関わる人、または靴の正解に興味関心を持つ全ての人
■会費 入会金3000円、年会費12000円
初回申し込み特典:6月、8月、10月に開催予定の展示会出展料が無料
■問合せ入会については
j-shoes@shoephile.co.jp
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
5)テンフォレスト 手作りシルバーアクセサリー講座
アートクレイシルバーで作るリーフペンダント
6月28日 台東デザイナーズビレッジ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
台東デザイナーズビレッジ内でジュエリー、アクセサリー教室を開催している
テンフォレストによるシルバークレイ粘土を用いたアクセサリー教室です。
緑の樹木が美しい季節にふさわしく、本物の「葉」を使って模様を作ります。
■日時 6月28日(水) 午後13時~15時30分
■場所 台東デザイナーズビレッジ (小島2-9-10)
■費用 ¥2,500 (材料、講習費込)
■定員 10名 (定員になり次第、受付終了)
中学生以上の手作りアクセサリーに興味のある方
■申込 6月20日締め切り
住所、氏名、年齢、電話番号
電話、Eメール、Faxにて受付いたします。
Tel・Fax: 03(3861)0124
電話受付時間10時~17時(FAX・メール24時間)
Eメール:tenforest@mail.goo.ne.jp
担当:田村まで
■主催 (有)テン・フォレスト
オリジナルジュエリー デザイン・製作・教室
デザイナーズビレッジ208号室
http://www.tenforest.com
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
6)村長から ここでがんばれないのに、他で上手くいくわけがない
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
先日とある会議に参加したときに「事業として見本市に参加するけれど、出展
社がとても多いので、そこで目立つのは難しく、成果は期待できないと思う」
というようなことを当事者が言っているのを聞いて、がっくりしました。
はじめからダメだと思って、あきらめムードで出展していては成果があがるは
ずがありません。出るだけお金の無駄です。
出るからには「何としてでも商談に結び付けて、成果を出す」という意気込み
が必要なことは言うまでもありません。とにかく目的を達成しようと決めたな
ら、目立つための演出をしたり、その見本市に適した商品を出展するなどの工
夫をしていけばいいのではないでしょうか。
出展する前から失敗したときの言い訳をしている、というのは、出展のために
頑張らないと言っているようなものです。
さて、先日海外への輸出を促進しようというジェトロのセミナーにいってきた
時にも、同じようなことを感じました。このセミナーはメゾンエオブジェ(パ
リ)やミラノサローネ等の見本市に日本から出展する人向けということで、欧
州の見本市の概要から始まり、日本から出展した企業の紹介もありました。
講師からは、日本からの出展者のブースについてコメントがありましたが、
そのポイントは日本での出展と全くと言っていいほど同じものでした。
・商品は絞り込んでブースの特長を出したほうが効果的
・事前のパブリシティによる集客も必要
・ものすごく価値ある商品や、高度な工芸品なのに安っぽいディスプレイで
価値があるようには見えなくなっている
・商品の良さを引き出すための展示技術が足りない
・口で説明しても情報は十分伝わらない、ツールなどの準備が大事
等など厳しいコメントです。
日本の展示会では反応が悪いから、海外に出展する、というのはもうちょっ
とお金が無駄にならないように作戦を立ててからにしたほうがいいでしょう。
日本でしっかりプレゼンテーションができなくて成果が得られない出展社は、
海外に行ってもやはり成果は得られないのです。
さらに、共通の価値観を持つ日本人にさえ価値が伝わらない商品では、海外
ではさらに価値が伝わらないので、一層の工夫が必要なのは言うまでもあり
ません。ということは日本でダメなら海外ではさらにダメだということです。
(逆に、日本で十分に商品力を高め、プレゼンテーションや接客のノウハウ
を身に着けたブランドなら海外に出てみるのもいいかもしれません。)
同じように、
地方でブランドを作っても売れないから、東京に行けば上手くいく。
ここではなく都心の原宿や青山に事務所を構えれば売れるようになる。
日本では自分の関心ある分野は学べないから、海外の学校で勉強してくる。
小さい展示会では成果がないから、さらに出展料が高い合同展に出てみる。
著名なセレクトショップで扱ってもらえないと売上げはあがらない。
自分の作っているアイテムは需要が少ないから、扱い品目を変えたほうがよい。
これらのことを言う人の中には、
現在の自分の環境の中で「できることをやり尽くした」のでしょうか?
そうではないと思います。
成果が出ない理由をキチンと捉えなかったり、何となく漠然としたイメージで
ビジネスを考えているなど、現実をしっかり見ていないような気がします。
なぜ現実を見ていないかと言うと、これらの考え方の背景には「競合相手」の
ことがスッポリと抜けているのです。売れているところは、競争が激しいとこ
ろです。
努力してその競争に勝ち残ったところが「売れている」ように見えるんです。
競合相手がどれほど苦労したかというプロセスを想像できないから、今の環
境から逃げて、もっと良く見えるところに行きたくなるんです。
現在、努力や知恵やノウハウが足りなくて結果がでていないのに、さらに競争
が激しいところに行っても、競走に勝てるでしょうか。難しいと思います。
今いるところで「できること、やるべきことをやり尽くして、獲得できる顧客
は全て獲得する」という努力無しに、隣の芝生が青く見えるからと、なんとな
く上手くいきそうなほうに、逃げ道を求めてもダメなんだろうと思います。
顧客が少ない地方のショップで鍛えられた販売員やブランドが都心に出て成功
するというのは、都心以上に努力や工夫を求められて、既に地方でできること
をやり尽くして、その結果都心のショップ以上に実力がついていたから、
ではないでしょうか。
*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*
転送歓迎。知り合いのデザイナーにも教えてあげてください。
バックナンバーはこちらから
https://s.blayn.jp/sm3/p/bn/list.php?clientname=tdv&groupNo=all
配信停止・登録内容の変更・新規登録はこちらから
https://s.blayn.jp/sm3/p/f/tf.php?id=tdv
*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*
*発行者 鈴木 淳 jun suzuki
*ファッション創業支援施設 台東デザイナーズビレッジ 村長
suzuki@designers-village.com
デザビレhttp://www.designers-village.com
個人ブログhttp://blog.livedoor.jp/tdv001/
111-0056東京都台東区小島2-9-10-001
tel.03-3863-7939(村長室)
*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*
編集後記
展示会のDMを送ってくださる皆様ありがとうございます。できるだけ顔を出したいと
思っているのですが、なかなか行けないでゴメンナサイ。
しかし、デザビレのセミナー等にもお越しくださった方が活躍するのは嬉しいので、
心の中で成功するよう応援しています。
デザビレの施設管理をしているニューファッションジュエリー協同組合より、デザビ
レ受付・管理業務の求人が出されています。条件など詳細については、組合事務局
本間(ほんま)さんにお問合せ下さい。03-3863-4844
(鈴木)
TAITO DESIGNERS VILLAGE INFORMATION
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こんにちは、村長の鈴木です。梅雨の前の気持ちが良い季節ですね。
皆さんに業務連絡です。来春のデザビレ第2期入居の募集要項を8月20日頃に
発表することが決まりました。現在、細かい規約などを調整しています。
デザビレのような創業支援施設は、年数回事業報告の提出と面接が義務だし、
さらに地域貢献をしたり、他の入居者と仲良くしなければいけないし、
見学と言って部屋を覗かれ、施設使用のルールが守れないと退去勧告と、
面倒なことだらけで自由にオフィスを使いたい人には、向いていません。
自分はどのようなスタイルで仕事をしたいのか、考えてみてください。
9月から説明会や施設見学会も予定していますので、問合せなどはしばらく
ご遠慮下さい。できるだけ公平に情報提供したいと思います。
というか、メルマガが配信されている人だけ、少し有利ですけど・・・。
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■■■■今回のお知らせ■■■■
1)第74回東京レザーフェア 2007年春夏コレクション
6月22日、23日 都立産業貿易センター
2)「all about スタイルストア」つくり手モールオープン
デザビレからも多数出展&つくり手募集
3)J-SHOES 2006 JINCA+J-SHOES UNITED JOINT EXHIBITION
6月6日~8日 浅草タテマツビル6Fショールーム
シューズのインキュベーション&ネットワークによる展示会
4)J-SHOES UNITED 靴作りのネットワーク組織 会員募集中
5)テンフォレスト 手作りシルバーアクセサリー講座
アートクレイシルバーで作るリーフペンダント
6月28日 台東デザイナーズビレッジ
6)村長から ここでがんばれないのに、他で上手くいくわけがない
※ここで紹介する一般情報については、デザイナーズビレッジが内容やクオ
リティを保証するものではありません。自己責任で情報をご活用ください。
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1)第74回東京レザーフェア 2007年春夏コレクション
6月22日、23日 都立産業貿易センター
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皮革関連素材の見本市、第74回東京レザーフェアが開催されます。様々な素材
を一覧できる機会ですのでぜひご覧になってください。またセミナーではドレ
スキャンプの岩谷さんの講演もあります。
ちなみに、今、村長室には、昨年のジャパンクリエーションのファッションシ
ョー用にドレスキャンプに制作依頼したレザーウエアが飾ってあります。東京
のピッグスキン業界の素材を用いたものです。
フリンジとスワロフスキーがたくさんついていてゴージャスな印象です。
■日時 2006年6月22日(木)9時~17時
6月23日(金)9時~16時30分
■場所 都立産業貿易センター台東館
東京都台東区花川戸2-6-5 会期中TEL03-3844-6187
■出展 51社7団体
■主催 協同組合資材連
■トレンドラボラトリー 出展社の一押し素材をテーマ別に編集
■東京レザーフェア学生創作展
シューズ・バッグ・ベルトその他(参加10校)
入賞作品はイタリア・リネアペレ展で展示
■トレンドセミナー
6月22日(木)14時~15時30分
Summer2007 COLOURS MATERIALS SHAPES and MORE
リネアペレトレンドセレクション総責任者
アントネッラ・ベルタニン
6月23日(金)14時~15時30分
次世代クリエーションとファッションビジネスの予兆
ゲスト ドレスキャンプデザイナー 岩谷俊和氏
進行 長谷川功氏
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2)「all about スタイルストア」つくり手モールオープン
デザビレからも多数出展&つくり手募集
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(以下プレスリリースより)
株式会社オールアバウトは、オンラインセレクトショップ「All Aboutスタイル
ストア」のオープン一周年を機にサイトをリニューアルし、ものづくりの専門
家(=「つくり手」)である「クリエイター」「職人」「デザイナー」などを
ネットワークして、こだわりの商品が自律的に集まる仕組みを導入します。
また、これに先駆け、50人以上の「つくり手」たちによるブログの公開と手
がけた商品の販売を開始。合わせて、新たな「つくり手」の募集をWeb上で
開始いたします。
オールアバウトでは、ものづくりのプロである「つくり手」をネットワークし、
生産量は少ないが伝統的な製法を用いた商品や、未発掘のクリエイターによる
優良な製品、職人が原材料にこだわって作るスイーツなど、全国のこだわりの
逸品を販売いたします。「つくり手」が手がけた商品は、「アドバイザリーボ
ード」と呼ばれる審査機関でガイドをはじめとするプロたちによって目利きさ
れ、一定基準を満たした商品のみがll Abooutスタイルストアで3ヶ月間限定
販売されます。その後、販売数や将来性・独自性などにより、有望なものは定
番商品としてストア内で販売が継続されたり、All Aboout内で看板商品として
紹介されたりする仕組みです。(ここまで引用)
http://stylestore.allabout.co.jp/
■デザビレからは
101号室カンミ
202号室香
206号室エムピウ
207号室コケット
208号室テンフォレスト
209号室インフデザインオフィス
210号室グリ
214号室サルコ
というメンバーが出展しています。どうぞご覧下さい。
http://stylestore.allabout.co.jp/
出展社の募集は お知らせ 欄から探してください。
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3)J-SHOES 2006 JINCA+J-SHOES UNITED JOINT EXHIBITION
6月6日~8日 浅草タテマツビル6Fショールーム
シューズのインキュベーション&ネットワークによる展示会
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(以下紹介パンフより)
新しい日本の靴の世界を作っていくステップとしてJ-SHOES CREATIONをテーマ
に、あちこちに点在して頑張っている若い靴仲間が一同に開催する展示会を開
催したいと思います。
インキュベートオフィス「JINCA」に入居する人とグループ、ネットワーク組織
「J-SHOES UNITED」の参加メンバー、プロ志望の学生、働きつつ自作の靴作り
を続けている人・・全ての靴仲間のの明日を拓くための展示会です。
■日時 2006年6月6日~8日 10時~18時
■会場 浅草タテマツビル6Fショールーム
■問合せ シューフィル
東京都台東区浅草7-3-6タテマツビル1F
電話03-5603-0721 FAX03-5603-0722
j-shoes@shoephile.co.jp
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4)J-SHOES UNITED 靴作りのネットワーク組織 会員募集中
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シューズを中心とするインキュベーションオフィスJINCAを設立した雑誌シュ
ーフィル編集部がさらに企業と個人を結ぶネットワーク組織をスタートさせま
した。
J-SHOES CREATIONをテーマに個人事業者、企業従事者、デザイナー、学生など
の「個」のつながりをつくるネットワーク組織です。一方で小ロット生産に対
応するメーカー、材料業者、加工業者などのネットワークも形成します。
現在会員募集中です。(インキュベーションオフィスJINCAの入居者も募集中)
■活動内容
・個人会員相互の交流
・展示会開催
・業界情報の提供
・生産や販売、仕入れの協業化
・プレス活動
・各種セミナーの開催
・店舗開発と市場創造
■個人会員
足と靴に関連する仕事に関わる人、または靴の正解に興味関心を持つ全ての人
■会費 入会金3000円、年会費12000円
初回申し込み特典:6月、8月、10月に開催予定の展示会出展料が無料
■問合せ入会については
j-shoes@shoephile.co.jp
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5)テンフォレスト 手作りシルバーアクセサリー講座
アートクレイシルバーで作るリーフペンダント
6月28日 台東デザイナーズビレッジ
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台東デザイナーズビレッジ内でジュエリー、アクセサリー教室を開催している
テンフォレストによるシルバークレイ粘土を用いたアクセサリー教室です。
緑の樹木が美しい季節にふさわしく、本物の「葉」を使って模様を作ります。
■日時 6月28日(水) 午後13時~15時30分
■場所 台東デザイナーズビレッジ (小島2-9-10)
■費用 ¥2,500 (材料、講習費込)
■定員 10名 (定員になり次第、受付終了)
中学生以上の手作りアクセサリーに興味のある方
■申込 6月20日締め切り
住所、氏名、年齢、電話番号
電話、Eメール、Faxにて受付いたします。
Tel・Fax: 03(3861)0124
電話受付時間10時~17時(FAX・メール24時間)
Eメール:tenforest@mail.goo.ne.jp
担当:田村まで
■主催 (有)テン・フォレスト
オリジナルジュエリー デザイン・製作・教室
デザイナーズビレッジ208号室
http://www.tenforest.com
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6)村長から ここでがんばれないのに、他で上手くいくわけがない
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先日とある会議に参加したときに「事業として見本市に参加するけれど、出展
社がとても多いので、そこで目立つのは難しく、成果は期待できないと思う」
というようなことを当事者が言っているのを聞いて、がっくりしました。
はじめからダメだと思って、あきらめムードで出展していては成果があがるは
ずがありません。出るだけお金の無駄です。
出るからには「何としてでも商談に結び付けて、成果を出す」という意気込み
が必要なことは言うまでもありません。とにかく目的を達成しようと決めたな
ら、目立つための演出をしたり、その見本市に適した商品を出展するなどの工
夫をしていけばいいのではないでしょうか。
出展する前から失敗したときの言い訳をしている、というのは、出展のために
頑張らないと言っているようなものです。
さて、先日海外への輸出を促進しようというジェトロのセミナーにいってきた
時にも、同じようなことを感じました。このセミナーはメゾンエオブジェ(パ
リ)やミラノサローネ等の見本市に日本から出展する人向けということで、欧
州の見本市の概要から始まり、日本から出展した企業の紹介もありました。
講師からは、日本からの出展者のブースについてコメントがありましたが、
そのポイントは日本での出展と全くと言っていいほど同じものでした。
・商品は絞り込んでブースの特長を出したほうが効果的
・事前のパブリシティによる集客も必要
・ものすごく価値ある商品や、高度な工芸品なのに安っぽいディスプレイで
価値があるようには見えなくなっている
・商品の良さを引き出すための展示技術が足りない
・口で説明しても情報は十分伝わらない、ツールなどの準備が大事
等など厳しいコメントです。
日本の展示会では反応が悪いから、海外に出展する、というのはもうちょっ
とお金が無駄にならないように作戦を立ててからにしたほうがいいでしょう。
日本でしっかりプレゼンテーションができなくて成果が得られない出展社は、
海外に行ってもやはり成果は得られないのです。
さらに、共通の価値観を持つ日本人にさえ価値が伝わらない商品では、海外
ではさらに価値が伝わらないので、一層の工夫が必要なのは言うまでもあり
ません。ということは日本でダメなら海外ではさらにダメだということです。
(逆に、日本で十分に商品力を高め、プレゼンテーションや接客のノウハウ
を身に着けたブランドなら海外に出てみるのもいいかもしれません。)
同じように、
地方でブランドを作っても売れないから、東京に行けば上手くいく。
ここではなく都心の原宿や青山に事務所を構えれば売れるようになる。
日本では自分の関心ある分野は学べないから、海外の学校で勉強してくる。
小さい展示会では成果がないから、さらに出展料が高い合同展に出てみる。
著名なセレクトショップで扱ってもらえないと売上げはあがらない。
自分の作っているアイテムは需要が少ないから、扱い品目を変えたほうがよい。
これらのことを言う人の中には、
現在の自分の環境の中で「できることをやり尽くした」のでしょうか?
そうではないと思います。
成果が出ない理由をキチンと捉えなかったり、何となく漠然としたイメージで
ビジネスを考えているなど、現実をしっかり見ていないような気がします。
なぜ現実を見ていないかと言うと、これらの考え方の背景には「競合相手」の
ことがスッポリと抜けているのです。売れているところは、競争が激しいとこ
ろです。
努力してその競争に勝ち残ったところが「売れている」ように見えるんです。
競合相手がどれほど苦労したかというプロセスを想像できないから、今の環
境から逃げて、もっと良く見えるところに行きたくなるんです。
現在、努力や知恵やノウハウが足りなくて結果がでていないのに、さらに競争
が激しいところに行っても、競走に勝てるでしょうか。難しいと思います。
今いるところで「できること、やるべきことをやり尽くして、獲得できる顧客
は全て獲得する」という努力無しに、隣の芝生が青く見えるからと、なんとな
く上手くいきそうなほうに、逃げ道を求めてもダメなんだろうと思います。
顧客が少ない地方のショップで鍛えられた販売員やブランドが都心に出て成功
するというのは、都心以上に努力や工夫を求められて、既に地方でできること
をやり尽くして、その結果都心のショップ以上に実力がついていたから、
ではないでしょうか。
*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*
転送歓迎。知り合いのデザイナーにも教えてあげてください。
バックナンバーはこちらから
https://s.blayn.jp/sm3/p/bn/list.php?clientname=tdv&groupNo=all
配信停止・登録内容の変更・新規登録はこちらから
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*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*
*発行者 鈴木 淳 jun suzuki
*ファッション創業支援施設 台東デザイナーズビレッジ 村長
suzuki@designers-village.com
デザビレhttp://www.designers-village.com
個人ブログhttp://blog.livedoor.jp/tdv001/
111-0056東京都台東区小島2-9-10-001
tel.03-3863-7939(村長室)
*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*
編集後記
展示会のDMを送ってくださる皆様ありがとうございます。できるだけ顔を出したいと
思っているのですが、なかなか行けないでゴメンナサイ。
しかし、デザビレのセミナー等にもお越しくださった方が活躍するのは嬉しいので、
心の中で成功するよう応援しています。
デザビレの施設管理をしているニューファッションジュエリー協同組合より、デザビ
レ受付・管理業務の求人が出されています。条件など詳細については、組合事務局
本間(ほんま)さんにお問合せ下さい。03-3863-4844
(鈴木)